餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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菊花賞

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何が来てもおかしくない。
誰もがそう思っているのだろう。前日時点の最低人気馬はホワイトピルグリム。しかしそれでも単勝は44倍に過ぎない。この馬にしたところで、2走前には5番人気馬のスマートギアに先着している。それほど伯仲したメンバー構成なのだ。
確固たる軸馬が見つからないというのも悩ましい。1番人気は、オウケンブルースリ。素質は確かに認める。しかし、この馬は、クラシック路線に出ていたわけでも、重賞を勝ったわけでもないのだ。初コースと初斤量という条件も加わるし、名手ウチパクも、京都では信頼がおけない。雨が降ってきているというのもイヤな材料だろう。抑えの一角で十分。
本命は、悩みに悩んでノットアローン。
迷った時は騎手で買え。これが競馬の鉄則だ。こと菊花賞で頼りになる騎手と云えば横山典弘を他においてない*1。先週の福永(秋華賞ムードインディゴで2着)が牝馬のマイスターなら、ノリは「淀」長距離のマイスター。この10年間の菊花賞でも、セイウンスカイで勝ち、2着が4回。このうち、1番人気だったことは1度もなく、4番人気以下だったことが3回もあるのだ。これを名人と云わずして何と呼ぶ。
みんな考えることは同じらしく、そこそこ人気になっている*2のがひっかかるけれど、ノリは、こういった「ちょっと人気薄」という時に来ることが多いから、心配あるまい。
ノットアローンの血統は、どう見ても長距離向きではないが、今年のメンバーならば、ステイヤーの力比べ的な展開にはならないと思う。ならば、前走セントライト記念後、蛯名が残したコメント「もしかしたら距離は延びてもこなせるかも。」を信じよう。
若干不安なのが、現在京都で降っているという雨。それほど悪化はしないと思うけれど、あまりに馬場が悪くなると、スタミナが必要になって苦しい。なんとか持ってくれることを願っての本命。
対抗はメイショウクオリア。
この馬は実に怪しい。こちらは血統的に長距離どんと来いタイプ。春に重賞を勝ち、秋初戦を2秒以上の大敗。この流れは、先週のブラックエンブレムと重なる。なんと2枠4番という枠順まで一緒なのだ。京都は得意だし、鞍上は大勝負に強く、菊花賞も勝っている角田晃一*3。怪しすぎて、何かの罠かと思う*4ほどだ。
スピード的に苦しいから、良馬場では展開の助けが必要になるけれど、馬場が予想以上に悪化するようならチャンスは広がる。降雨の状況次第では◎○逆転も睨んだ対抗。
好漢赤木の潔い逃げに期待してアグネススターチが3番手。以下、オウケンブルースリ、マイネルチャールズ、スマイルジャック、ミッキーチアフル、ロードアリエスあたり。
馬券は、◎からの馬連流しと、◎○−◎○▲△-◎○▲△の3連複フォーメーションで勝負。
◎ノットアローン
○メイショウクオリア
▲アグネススターチ
△オウケンブルースリ、マイネルチャールズ、スマイルジャック、ミッキーチアフル、ロードアリエス

*1:武豊は2勝2着1回だけれど、そのうち1つはディープインパクト(指定席)だし、1番人気で掲示板を外したことも3回あるから、《腕》は間違いなくノリの方が上。加えて重賞で勝負弱い今年は、どうにも狙えない。

*2:前日時点で13.9倍/6番人気

*3:2002年10番人気のヒシミラクルで制覇。

*4:実際、罠である確率も高いのだけれどw


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