http://jra.jp/info/0608/20060827-record.html(JRA公式ページ)
僕は生のタケシバオーを見ることができなかった世代なのだけれど、ただ戦績を眺めているだけでも、その凄さには驚嘆してしまう。芝だろうがダートだろうが、長距離短距離お構いなし、馬場状態さえも不問でその強さを見せつけたのだ。今では考えられない戦績であった。
だから、その凄さを後世に残すためにも、このレコードだけは永遠であって欲しかった。60Kgを背負って、2着馬のスイートフラッグを2秒7もぶっちぎった、伝説のレコードだったのだから。それが、サンライズキングあたりに軽々と破られてしまうとは。
新レコードを生んだ阿蘇ステークスでは、2着馬のメイショウホウオウでさえ、タケシバオーのレコードとは0.1秒差なのだから、相当走りやすい馬場状態だったのだろう。記録はいつか破られるものとはいえ、それが馬場によるマジックで生まれたものだとすると、なんだか悲しい。
タケシバオーのレコードが破られてしまった
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