餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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天皇賞(秋)

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実に層の薄いメンバーだ。
去年までに活躍した古馬たちがこぞっと離脱してしまったため、ブエナビスタの戦績だけが突出している。ブエナにしても、牡馬混合のG1はまだ制していない。そんな層の薄さだから、3歳馬が5頭も(!)出走してくることになったのだろう。
加えて、台風の影響が気になる。あれだけの雨を降らせているので、朝一番で不良馬場は必至だろうけれど、昨日の競馬が中止になっているため、踏み荒らされていない。しかも、例によって例の如く、東京競馬場は内から急速に乾くので、これから晴れれば内枠有利は必至だ。1枠2番のブエナビスタにとっては、願ってもない展開だろう。
しかし、馬場が急速に回復するなら*1、内枠には他にも魅力的な馬が沢山いる。ということで、本命は大きく捻ってみた。オウケンサクラだ。
秋2戦の惨敗、しかも同世代の牝馬にも勝てない馬だから、普通に考えれば勝負にならない。しかし、戦績をよく見てみると、2004年に2着したダンスインザムードに酷似していることに気がついた。春のフラワーC勝ち。桜花賞連対*2。オークス掲示板*3、秋華賞惨敗*4というところまで似ている。
全体的にすこしづつスケールダウンしている印象は否めないが、ならば、ダンスインザムード2着に比して、3着という結果もあり得るのではないかとみた。
枠順は絶好だし、先行できる脚も持っている。先週の菊花賞を制したバゴ産駒。血の勢いもある。鞍上が、東京競馬場のイン突きにかけては当代一の腕をもつ北村というのも大いに魅力。超人気薄だが、ここは一発勝負に賭けたい。
相手は当然ブエナビスタ。ドロドロの不良馬場ともなると話は別だが、馬場が回復するとなれば馬券圏内を外すことはないと思う。鞍上が、この馬に先行競馬を教え込んだノリではなく、スミヨンというところがひっかかるものの、そこは、事前に勉強してくれていると信じたい。
一発があればエイシンアポロン。毎日王冠は2着に敗れたが、勝ち馬にうまく乗られただけで、力差はない。距離はギリギリの気がするけれど、2000メートルの弥生賞で連対しているのだし、好枠を生かしてロスなく乗れば、何とか持つのではないか。14年前、3歳馬でこのレースを制したバブルガムフェローと同じ枠、そして同じ鞍上。これも何かの因縁だ。今年、大レースでの手腕が冴えまくる蛯名の騎乗は大いに魅力。予想以上に馬場回復が手間取る場合、晴雨兼用のこの馬の評価を上げることも考えている。
以下、ジャガーメイル、シンゲン、アーネストリー、ネヴァブション、コスモファントム(穴馬!)あたりに流すが、◎が超人気薄だけに、実際はもう少し手広く買うかもしれない。
馬券は◎○2頭軸の3連複で。
◎オウケンサクラ
○ブエナビスタ
▲エイシンアポロン
△ジャガーメイル、シンゲン、アーネストリー、ネヴァブション、コスモファントム
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*1:これを書いているのは朝7時で、天皇賞時点の馬場状態を読みにくい。本当は、馬場の状況を見てから予想したかったところなのだけれど、今日はこれから外出予定なので…。

*2:ダンスインザムードは1着、オウケンサクラは2着。

*3:ダンスインザムード0.6秒差4着、オウケンサクラ0.5秒差5着。

*4:ダンスインザムード0.9秒差4着、オウケンサクラ0.8秒差11着。


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