餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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オリンピック・デー

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6月23日 今日は何の日〜毎日が記念日〜


あの、アテネオリンピックから、もう1年が経とうとしている。
今、あらためて日本の受賞者の顔ぶれをみると、昨日のことのように
思い出が蘇ってくる。


アテネオリンピック2004 受賞者一覧
http://www.joc.or.jp/athens/result/winnerslist.html


どれもこれも感動で甲乙付けがたいのだけれど、敢えて
1つを選ぶなら、僕は北島康介の2冠を上げたい。
下馬評ではライバルのハンセンに対して不利と思われていたのだけれど、
本番ではそれを見事に覆してみせた。その精神力には敬服だ。
最近の不調は少し心配だけれど、日本水泳界の第一人者であることには
変わりない筈だ。
来る北京では、また、あの爽やかな笑顔で「チョー気持ちいい」を
連発してくれることを期待したい。


谷亮子の金にも驚いた。確か直前で怪我をして、練習不足は否めず、
流石に今回は苦しいだろうと思われていたはずだ。
ところが、そんなことは全く関係ないかのように見事に金を奪取してみせた。
シドニーオリンピックの年に言っていた「最高で金、最低でも金」*1という
のは、オリンピック至上に残る名文句だと思うが、アテネの前に言っていた
「田村亮子で金、谷亮子でも金」というのは、一つ間違えれば、陳腐なギャグと
なっていた筈だ。


しかし谷亮子は、それをギャグに貶めることはしなかった。
まさに、金メダルを取るために生まれてきたような女性で、恐れ入るばかりだ。
北京オリンピックではいったい何と言うのだろうか。
現時点での僕の予想は、「シドニーで金、アテネで金、北京でも金」である。
かなりベタな感じだが、3連発というところに新味があるし、最後の「ペキン」と
「キン」が掛かっているところが、面白いのではないかと思っている。


まだまだ、思い出深いことは多い。
野村忠宏は、常にヤワラちゃんの影に隠れて不遇の存在だが、オリンピック
3連覇というのは、それこそ国民栄誉賞級の大記録である。
また、オリンピックの最後を締めくくった野口みずきの金メダルも(下馬評が
低かっただけに尚更)感動的だった。


とにかく数え上げたらきりがないが、全体的なイメージとして思ったのは、
「日本人は、強くなったなぁ」ということであった。
もともと体力的には世界にひけをとらないものがあった筈だが、ここ一番の
精神力で負けていた部分が大きかった。
北島康介、谷亮子を筆頭として、最近の若い選手には、それがない。
僕は、そのことが、日本の躍進に繋がったものと思っている。

*1:よく誤解されているが、この時の発言は、「最高でも金」ではなく、「最高で金」が正解。


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