- 海外移住の日
- 考古学出発の日
ブラジルは、僕の憧れの国だ。あまりの遠さがネック*1になり、未だに実現できていないが、いつか長期の休暇が取れたら、一度出かけてみたいと思っている。
治安が悪いことでも有名な国だけれど、その恐さを補ってあまりあるほど、陽気で明るい、楽しい国というイメージが、僕にはある。
キリスト像に抱かれた、青い空と青い海、サンバのリズムが響く町(と僕は勝手に思っている)リオデジャネイロが何より僕は好きなのだけれど、サンパウロにも是非立ち寄りたい。
サンパウロに行きたい理由は、何より日本人街があるからだ。世界各国に移民して、各地に独特のリトル中国を作り上げている中国人に比べ、海外で日本人のコミュニティを見ることが出来る機会は、あまりにも少ない。だから、最大の日本人街が形成されているサンパウロには、とても、とても興味があるのだ。
こういったことを友人に話すと、「海外に行ってまで、日本にこだわることないんじゃないの?」と笑われてしまうのだけれど、サンパウロの日本人街は、他の海外によくある「なんちゃって日本料理店」*2とは違うと思う。
もちろん、日本の観光客も多く訪れている筈だから、ある程度観光化されているだろうし、本当の日本料理とは比べものにならないとは思うが、それでも、「海外に移民した日本人」が形成した町は、いったい今の日本とどのように違うのか、どの部分が似ているのか、それが僕は、とても知りたいのである。