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- 聖マドロンの祝日
「苦痛の緩和」の守護聖人だという、聖マドロン。
ここにも何度か書いたけれど、目眩、肩こり、腰痛、歯痛に加えて、様々な
精神的苦痛を抱えている僕にとっては、まさに救いの神のような存在である。
この痛みを緩和してくれるのなら、今すぐにでもひれ伏しますです、マドロン様。
ただ、聖マドロン様というのがどのような存在なのかよくわからないので、
いつものようにgoogleで検索してみた。
しかし、検索結果が64件しか表示されないばかりか、その殆ど全てが
この「聖マドロンの祝日」の記念日紹介にとどまっていて、その正体は全く
わからない。
「せいもんてくりすとはく」は「聖モンテクリスト伯」ときっちり変換できる
ATOK2005の高度変換機能を持ってしても、「せいまどろん」は、
「製麻ドロン」と表示されてしまうぐらいだから、まだまだ認知度が低い
存在なのであろう。
あまりの情報不足に、そんな守護聖人は本当は存在しないのでは
ないかと、一瞬疑ってしまったのだが、よくよく調査を進めてみると
以下の書籍に取り上げられていた。
http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=ISBN4-7601-1384-3
この内容を見ると、苦痛の緩和の守護聖人だけではなく、まだまだ色々な
タイプの守護聖人が存在していることがわかって興味深い。
僕がくどくどと書くより、実際に見ていただいた方がわかりやすいので、上記
リンクページより引用して紹介したい。
目次： 第1章 人生における場面
［愛］バレンタイン／［父性・家族］ヨセフ／［母性］聖母マリア／〔自己判断］ネポムクのヤン・ヨハネ／［慈善行為］ビンセンチウス・ア・パウロ／［物事の早期解決］エクスペティトゥス／［挫折］ユダ／［長寿］ペテロ／［苦痛の緩和］マドロン／［旅の安全］クリストフォロス／［安全運転］ローマのフランチェスカ／［海上での安全］パオラのフランチェスコ／［人種間の調和］マルティン・デ・ポレス／［先住民の権利］トリビウス／［先住民の伝統］パラグアイの殉教者たち
第2章 女性
［少女］アグネス／［
【聖者の事典／柏書房】より
これを見ると、有名な聖母マリアやヨセフ、ユダ、ペテロなどと並列で紹介されて
いるから、やはり重要な守護聖人であるのだろう。
それにしても、［物事の早期解決］や［安全運転］などにも守護聖人がいるとは
驚きだ。そんな時代（どんな時代だ？）に乗り物などがあったのだろうか。
全然本題とは関係ないが、第２章の聖者紹介が途中で切れているのは、僕の
引用ミスではなく、実際にそうなっているので念のためお断りしておく。
女性に関する聖者というだけでも気になるのに、［少女］アグネス／［だけで
いきなりカットアウトされては、気になってしょうがない。
だいたい、なぜ［で終わるのだ。
これは「あとは本を買え」という意図的な策略なのだろうか。
それとも、単なる誤植なのだろうか。はたまた…
いずれにしても、僕にはとても判断しかねる。
こうなったら、ネポムクのヤン・ヨハネ様にでも頼るしかなさそうだ。
えっ？ヤン・ヨハネが誰だかわからないって？
いやだなぁ、〔自己判断］の守護聖人に決まってるじゃないですか。
おあとがよろしいようで…（←よろしくないっ！）
