リメンバー・チェルノブイリ・デー - 餃子ランナーは電子機器の夢を見るか？

リメンバー・チェルノブイリ・デー

よい風呂の日

連合記念日 (タンザニア)

【4月26日今日は何の日〜毎日が記念日〜】

忘れようにも、忘れられるものか。
リメンバー・チェルノブイリ・デー。

史上最大の大惨事を巻き起こした、あの壮絶な事故から、
今年で、19年。
願わくば「核の怖さを思い知らされた人類が、核を捨てた日」と
なって欲しかった。

しかし、現実はそうはならなかった。
今も、原子力発電所は、世界に400基以上が存在している。
その内、１割を超える原発が、日本にあるのだ。

これまで、原発の真上で大規模な地震が起きていないのは、
奇跡的な僥倖に過ぎない。
原発の推進者たちは、いざ地震が起きようと大丈夫だと、その安全を
声高に謳うが、地震の持つ破壊力は、人類が想定し得ないレベルに
なりえることを、いい加減気がつくべきだ。

いつ来てもおかしくないと言われる東海地震。
その震源域の真上にそびえる浜岡原発。
日本という狭い国を一瞬にして廃墟にしかねない爆弾を抱え、
そしてその危険性がわかりきっているのに、地震が来るまで
放置しておくという神経が、僕にはとても信じられない。

浜岡原発だけに限らない。
先日の福岡県西方沖地震でもわかるように、地震国日本に、
安全な場所などないのだ。
福井で、そして東海村で。巨大地震が起きたら、いったい
日本はどうなってしまうのだろう。

昨日発表された記事によると、チェルノブイリ事故を引き起こした
ウクライナでの被爆者は350万人、死者は150万人にも及ぶという。
これがどれほど甚大な数であるかは、説明するまでもない。
こんな悲劇は、二度とあってはならないのだ。