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日本ダービー記念日

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  • 植物学の日
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4月24日 今日は何の日〜毎日が記念日〜


日本ダービー記念日ともなれば、JRAのホームページで何か大々的な
企画でもやっているのかと思いきや、完全に黙殺であった。
僕も長いこと競馬をやっているが、こんな記念日があることすら知らなかった。
本当にこんな記念日は存在するのだろうか?


と、これだけで終わっては何なので、一応、日本ダービーの歴史でも書いておこう。
2400メートルという条件は、第1回から変わらないが、第1回目と2回目は目黒の
東京競馬場で開催されていた。(これは有名な話だと思う)
競走名も変遷があり、1〜6回は東京優駿大競走、7〜14回は東京優駿競走、
15,16回は優駿競走になり、17回から現在の東京優駿に落ち着いたようだ。


出走頭数は、変遷が著しい。
第1回は19頭立て。初期は結構少なくて、第3回(昭和9年)はたったの10頭立て
である。戦後から結構多くなってきて、常時20頭を超える頭数になる。
一番凄かったのは、第20回(昭和28年)で、なんと33頭立てである。
こんな凄い頭数だったにも関わらず、勝ち馬は一番人気のボストニアンで、
意外と順当な結果に終わっている。
第28回、第29回の32頭立てを最後に、30頭を超えることはなくなったが、
それでも今よりは断然多い頭数で、あのシンザンが制した第31回(昭和39年)は
27頭立てであった。
第59回以降は18頭立てで開催されているが、なんだか少し寂しい気がする。


頭数があまり増えてしまうと、紛れが増えるから、各馬が実力通り力を発揮
できないという点は確かにあるだろう。
しかし、せめてダービーぐらいは、もう少し頭数を増やしてもよかったのではないか。
狭い中山の内回りの18頭立てより、東京の24頭立ての方がよっぽど紛れが
なくて安全のような気がするのは僕だけだろうか。
これは、おそらく、馬のため、騎手のため、というより、「マークカードの仕様統一」を
するため、主催者側の理屈で決まったのだ。


ただ、今年は頭数枠が増えたとしても、もしかすると、それを埋めきれないかも
しれない。早々とペールギュントやビッグプラネットが方針転換を決めたのは、
自身の距離適性だけが理由ではない筈だ。
それはもちろん「あの馬」の影を避けたということだと、僕は思っている。


第51回の東京優駿勝ち馬は、シンボリルドルフ。
それから10年。
第61回の東京優駿勝ち馬は、ナリタブライアン。


そして、今年は、第72回だ。
既に10年以上が経過しているから、そろそろ三冠馬が出ても全くおかしくない。
皐月賞でのディープインパクトは、その資格が十分にあることを見せつけた。


運命の日本ダービーまで、あと1ヶ月を切っている。
新装東京競馬場*1も、スターホースの登場をきっと待ち侘びている筈だ。

*1:いくらファン本位のリニュアルだと言っても、検量室をガラス張りで見せたりする演出は、やり過ぎだと思う。武豊が日記で書いているように、あれでは騎手が動物園のパンダだ。「見て欲しいのは競馬」であるという武豊の主張は尤もで、こういう客寄せには、大いに疑問だ。


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