餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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朝日杯FS&鳴尾記念

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どうもぴんとこないG1である。
過去に多くの名馬を輩出した伝統あるレースなのだが、
その伝統を、陳腐なレース名がぶちこわしにしている。
いったいなんなんだよ朝日杯フューチュリティーステークスの
「フューチュリティ」ってのは。
先週の阪神ジュベナイルフィリーズでも感じたことだが、日本人が
通常使わない英単語を、いきなりG1名にしないでもらいたい。


いい歳をした親父たち(競馬の売上を支えている人たちでもある)は、
そんな恥ずかしいレース名を口に出すだけでためらってしまう。
こういうわけのわからないネーミングセンスも、JRA売上低迷の一因だと、
僕には思えてならないのだ。


ということで、あまり予想にも気合いが入らない。
(気合いを入れても当たらないのだから同じという話もあるが)
歯の痛みもおさまらないので、簡単に予想しよう。


本命はディープサマー。
あの函館新馬戦は衝撃的だった。2着馬(今回人気のストーミーカフェ)を、なんと
1秒9もちぎって捨て、10頭立てレースでなんと6頭もの馬をタイムオーバーに
した実力はハンパではない。
続く函館2歳Sでは圧倒的1番人気を裏切ったが、その時に負けた相手は、
先週強い競馬をしたアンブロワーズ(阪神FS2着)だから、評価を落とすには
当たらないだろう。
3ヶ月半ぶりで4着に敗れた前走はいかにも叩き台。
2000メートルの距離で、56kgを背負って0.4秒差なら大善戦とも言える。
休み明け2戦目、距離短縮、斤量減と条件が揃った今回は絶好の狙い目だ。
「今年の2歳重賞は全て違う馬が勝っている」というトレンドも後押しになる。

対抗は、前走の敗戦で人気を落としたエイシンヴァイデン。
坂のある阪神マイルで勝っているのは大きいし、ある程度前に行ける自在型で
あるのも、こういった混戦レースでは心強い。しかも鞍上はデムーロだ。
この馬もこれまで重賞未勝利であるから、トレンドにも合う。

以下は大混戦。
人気の重賞勝ち馬4頭はそれぞれ一長一短。
ペールギュントは、追い込み一辺倒しか脳のない小牧太鞍上が超不安。
追い込み馬でも何でもないマイネルソロモンまで追い込みにして潰して
しまう騎乗法は、僕には到底納得できないものだ。
馬の強さは認めても、この鞍上である限り買う気がおきない。よって無印。
スキップジャックの前走は、いかにも嵌ったレース。小回りの中山で
勝浦がうまく馬群をさばけるだろうか。ちょっと不安。△でいい。
マイネルレコルトは、前走の敗戦がちょっと意外。こういった馬は、
いったん勢いが止まるとどうだろうか。もしかすると坂が苦手なのかも
しれず、強気には買えない。これも△。
大いに迷ったのが、ストーミーカフェ。この馬は強いと思う。
札幌2歳Sをハイペースで押し切ったのは見事だった。
ただ、先行馬が揃った今回は展開も相当厳しくなる。急坂のある中山で
あの粘り腰が使えるだろうか。未知数な点が多く、かつ鞍上四位も、
軽快な逃げの打てるタイプのジョッキーではないような気がする。
▲にとどめたい。
一発があれば、キングストレイル回避で武豊が回ってきた運を買って、
マイネルハーティーを。


簡単に鳴尾記念も。
素直に考えればスズカマンボだろう。この馬は僕のPOG馬で、今年1年は
非常にお世話になった。菊花賞では距離に泣いた感があるが、得意な阪神2000の
舞台であれば、軸として信頼できる。
対抗は、朝日チャレンジカップでスズカマンボと大接戦を演じたヴィータローザ。
あの時5kg差あった斤量が1.5kg差に縮まれば逆転まであるだろう。
一発があれば、スピード指数でひけをとらないアサカディフィート。
これだけ凡戦が続いているのにハンデが落ちないのは、ハンデキャッパーが
その実力を認めているためではないかと考えてみたい。
主戦の池添が香港に行っているため、わざわざ岡部を呼び寄せた陣営の意欲を
買ってみたい。最近出遅れ癖がついているが、それを是正させるための、
名手岡部起用ではあるまいか。好枠を引いた(本来)先行タイプの実力馬が
人気薄となれば、狙わない手はない。
本命対抗を逆転できる可能性も秘める★だ。


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