餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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きたなシュラン町中華「十八番@浅草」で至福の餃ビー!

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先週末。

上野公園での花見ランを終えた僕は、軽くシャワーでも浴びようと、エニタイム上野店に向かった。

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エニタイムフィットネスは、とにかく店舗数が多いので、こういった時、非常に便利。

24時間営業だから、夜明けランの時でも利用できるし、シャワーだけ使っても、全く問題ない。

ということで僕は、シャワーを浴びてすっきりし、そのまま、浅草方面に向かって歩いた。

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夕暮れの日差しを浴びるスカイツリーに向かって、かっぱ通りを歩き、合羽橋商店街へ。

商店街からちょっと脇道に入ったところに、この日、僕が目指していた店があった。

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 「中華料理 十八番」だ。

2010年に、《とんねるずのみなさんのおかげでした》のコーナー「きたなシュラン」(汚いけど美味しい店)で、☆3つを獲得した店である。

当時と比べ、入口の看板などが付け替えられているようで、思っていたほど汚い感じはしなかったけれど、いかにも町中華の老舗という風格を醸し出していた。

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店の入口には、「きたなシュラン」認定の告知と、番組で紹介された「酸辣湯麺」の紹介が掲示。

夕方は17時半からの開店で、僕は18時頃に訪れたのだけれど、店内は満席だった。

…が、外観写真を撮っている間に、カウンターが空いたので、入店。

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店内は、確かにそれほど綺麗ではなかったけれど、個人的には全く問題なかった。

昭和の時代は、こんな店が沢山あったし、個人的には、居心地の良さを感じるほど。

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店内には、きたなシュランの三つ星認定証と…。

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きたなシュラン像(?)もあった。

僕は、そんな情景をつらつらと眺めながら、何はともあれ、ビールを注文。

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いやはや、これが本当に最高だった。

それはそうだろう。花見をしながら気持ちよく走って、シャワーで汗を流したあとのビールなのだ。旨いに決まっている。

僕は、基本的には夜明け前ラン、朝ランばかりしているランナーなのだけれど、その場合、《町中華でビール》というシチュエーションを味わうことは困難。

そんな時間に開いている中華店が、殆どないからだ。

その点、夕暮れランならば、どんな店でも選び放題。たっぷりと、心地よくビールを味わえる。素晴らしい。 

この店、「十八番」は中華料理店であるが、メイン料理の他、おつまみ類も充実している。

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僕は、熟考を重ねて、「塩キャベツ」と「(ミニ)ニラ炒め」を選択。

ギョーザを選ばないのか?と言われそうだけれど、《おつまみ》バージョンの餃子だと3個しかない。

もちろん、3個で足りるはずがないので、おつまみを食べている間に、単品料理として別途に注文した。

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まずは塩キャベツが到着。

何の変哲もない、まさに「塩キャベツ」としかいいようのない料理だが、適度に塩っぱくて、もちろんビールには合う。

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(ミニ)ニラ炒め。

ミニということだが、そこそこの量はあったし、肉も結構入っていたので、「肉ニラもやし炒め」と言った印象。

濃厚な味わいで、これまた最高にビールに合った。

これらのアテで、ビールを堪能していると、いよいよ、真打ちがやってきた。

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焼餃子だ!

ひとめでカリカリ感が伝わってくる、完璧な焼き色。美しいヒダの形は、手造りの証明。思わず胸が躍ってしまう。

これが、ビールに合わない筈がない。囓ってみる。

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美味しい!

カリカリした薄皮と、みじん切りの野菜のハーモニーが絶妙。

ニンニクはあまり入っておらず、癖のない味わいで、オーソドックスに酢醤油で食べるのが合う。そしてもちろん、ビールとの相性も抜群だ。

あぁ、浅草まで来て良かったなぁ…と、僕は思った。

流石、きたなシュラン町中華の腕はダテじゃない。

僕の隣の人は、番組認定の「酸辣湯麺」を食べており、やっぱりそれはとても美味しそうだった。

しかし、《餃ビーと主食は両立しない》というのが、僕の信条なので、グッと我慢。酸辣湯麺は、再訪時の楽しみとしてとっておくことにした。

といいつつ、再訪したら、また餃ビーしてしまいそうなのだけれどw


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