新型コロナウイルスの影響で、世界の大都市は次々ロックダウン(都市封鎖)している。
ロックダウンが起きてしまうと、いったいどうなるかというと…。
こんなことになってしまう。
人影がなく、廃墟のようになってしまった大都市たち。
まるで、SFパニック映画のような映像だが、これは、まぎれもない現実だ。
そんな世界の大都市に対して、東京は、平和すぎる、普通すぎると思っていたのだけれど、いきなり状況が激変。
ウイルス感染者数が激増したのだ。
東京オリンピックの延期が発表された途端に激増、というタイミングが絶妙すぎるため、「これまで隠蔽していたんじゃないか?」とも思ってしまう。
ただ、いずれにしても危機的な状況であることは間違いない。
その状況を受け、昨晩、東京都の小池知事が緊急記者会見。
今週末の外出自粛要請を発表した。
だから、今度の週末は、きっと外出する人が激減するだろう。
ロックダウンの状況とはいかないまでも、「これが東京?」と思えるような情景になるかもしれない。
週末ランも自粛せざるを得ないかなぁ。そんなことも思った。
ただ…前述したように、1週前の東京は、全くもって平和だった。
僕は、《花見ラン》を行うために、先週末の夕暮れ、街に繰り出していた。
東京における花見のメッカと言えば、なんと言っても上野公園だ。
ということで、まずは家からジョグで走り出し…。
不忍池に到着。
桜越しに見る池の情景は、とても素敵だった。
僕の大好きなカモメたちも沢山いて、心癒やされる。
この池の周りは1.3kmあり、周回ランニングするには、ちょうどいい距離。
2ヶ月前には、僕はここでぐるぐると夜明けランを行っている。
先週末も、ここで、桜を見ながら周回ランしようかとも思ったのだけれど、その目論見は失敗に終わった。
人が多すぎるのだ。
園内には、屋台なども多数出ており、この辺りは、歩いて通行するのも苦労する状態。
この状況は、不忍池ゾーンだけではなかった。
西郷さんの銅像がある、メイン公園(?)部分でも同様。
こんな感じの大混雑。僕は、「走る時間を間違えたなぁ…」と、一瞬後悔した。
が、まぁ、それもいいかと思い直した。
もともと、ガチのランを行う予定ではなかったから、のんびりラン&ウォークで、桜を愛でるのもいいなぁという気がしたからである。
上野公園には、数十種類もの桜があり、まさに、「桜のメッカ」「花見のメッカ」だ。
色鮮やかな桜。素晴らしい。
こんな情景を見たら、やっぱり写真を撮りたくなってしまう。だから、もちろん、僕だけじゃなく…。
みんながこぞって写真を撮っていたw
花見宴会については、自粛要請が出ており、園内各所にこのような看板が立っており…。
こんな感じで規制されていた。
が、それでも各所でこのような状況が見られた。
とにかく、先週末の上野公園は、「人、人、人」の状況だったので、「宴会自粛?なにそれ」的なムードも漂っていように思う。
しかし…。
今週末はそうもいかないだろう。
《外出自粛要請》が出ている上、桜のピークは過ぎて、週末は雨予報にもなっているから、きっと、上野公園も閑散とする筈だ。
先週、花見ランをしておいて、本当に良かった。