今朝。
いつものようにアレクサに「おはよう」と挨拶すると、彼女は、こんな画像を表示しながら、今日が《たまご料理の日》だと教えてくれた。
彼女は、その理由についてこう話した。
05を「たまご」、22を、「にわとり、にわとり」と読む語呂合わせにちなみます。ちょっとユニークな語呂合わせですね。
いやいや、ユニークじゃなくて無理矢理だろ!とツッコミたくなったが、彼女に罪はない。
よく考えれば、こんな無理矢理の記念日を捻り出した人に、むしろ敬服。
記念日まわりの方々(?)も、いろいろ苦労しているんだなぁと思うw
それはともかくとして、折角たまご料理の日なので、今日は、たまご料理について語ろう。
卵は無敵の完全食品で、その料理法も無数にあるが、僕が大好きなのは、何と言ってもニラ玉だ。
ニラと玉子による最高のコラボレーション、究極のマリアージュ、至高のタッグ。
僕は今、餃子ランナーとして生きているが、もしも、サブネームを名乗ることができるなら、ニラ玉ランナーと名乗りたいほど、ニラ玉を愛しているのだ。
だから、餃子を求めて町中華の暖簾をくぐった後、もうひとつのアテとして選ぶのは、圧倒的にニラ玉(炒め)が多い。
ただ…悩ましいこともある。
《ニラ玉炒め》というメニューで、野菜炒めなどと並列して表記されている場合は、注意が必要になることだ。
僕は「ニラ玉炒め」という名前の料理を注文しているのに、いざ出てきてみると、圧倒的にもやしが多い場合があったりすることである。
そういう場合は、「ニラ玉入りもやし炒め」と表記しなければ、誤りなのではないか。
僕はそういう料理に出会うたび、消費者庁に訴えたくなる。
と、例によって前置きが長くなってしまったけれど、今日は、これまで僕が都内の町中華で出会った、最高のニラ玉たちを、過去のエントリーから抜粋で紹介させていただこう。
桜新町「八丁軒」の超絶圧巻ニラ玉
いやはや、何というボリューム。
ビール(大瓶633ml)やグラスとの比較で、その大きさがおわかりいただけるだろう。
玉子は分厚く、間違いなく2個以上使っている。中華シブヤのように、玉子とニラが別々になっているわけではないが、超速調理だったからか、ニラのシャキシャキ感も損なわれていない。そして…。
板橋「かさま」のワイルドニラ玉
いやはや、なんと言っても、ニラのワイルド感が素晴らしい。(中略)
だから僕は、この店の、半ば暴力的とも言えるニラの主張に惚れた。
個人的には、もう少し、玉子に半熟感、とろとろ感があると最高だったが、でも、これはこれで素敵だし、ニラ好きならば、きっと満足できると思う。
北池袋「中華楼」のオムレツ風ニラ玉
なんとケチャップがかかっている。ニラ玉というよりも、オムレツといった雰囲気だ。(中略)
その中身が半熟気味になっており、玉子のトロトロ感を堪能できる。また、ニラ玉本体の塩味とケチャップが絶妙の相性となっているので、途中で味変させながら楽しめるのも魅力だ。
西小山「平和軒」のふんわりニラ玉
いやぁ、この圧倒的なニラ感がたまらない。
ニラと卵だけで勝負した、ごまかしの利かない王道のニラ玉だ。ニラは、卵に覆い被さるように調理されており、ニラのシャキシャキ感と玉子焼きのふんわり感が、絶妙のバランスで両立している。
その塩加減も素晴らしく、いやぁ、これはご飯が進みそうなメニューだなぁと思った。
阿佐ヶ谷「三番」のニラ玉野菜炒め
野菜炒めの上に、ニラと玉子がオンされて、3層構造になっている。この構造が、とにかく素晴らしい。(中略)
野菜炒めとニラ玉は完全に独立して存在しているため、ニラのシャキシャキした食感・存在感が完璧に残っているし、玉子の風味も存分に味わえる。
いわば「野菜炒め」と「(純粋な)にら玉炒め」の2品をダブルで注文したようなものであり、それでいながら580円というのは、コスパ的にも申し分ない。
ニラ玉が美味しかった店は、他にもまだまだあるのだけれど、今回は、特徴的な5店に絞ってご紹介させていただいた。
ひとくちにニラ玉と言っても、五種五様。いろいろな料理法があるものだと思う。
ただ、どれも間違いなく言えることは、ビールに合う!ということだ。
だからもちろん、餃子との相性も抜群。
今日のエントリーを書いていたら、猛烈にニラ玉が食べたくなった。
たまご料理の日でもあることだし、今晩は、ニラ玉餃ビーにしようかと思っている(^^;