餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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大阪マラソン・新旧「コース」「高低差」「日程」「その他」比較と雑感

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「大阪マラソン2019」のコースが、ついに発表された。

昨年の6月時点で、《大阪城公園をフィニッシュ地点》とする、新コースになることは明らかになっていた。

しかし、その詳細がよくわからなかったので、待望のリリースだった。

また、コースのみならず、他にも色々な変更が行われているようなので、僕なりの感想を書かせていただくことにしたい。

コースマップ比較

 2018 旧コース

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 2019 新コース

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主な変更点と雑感

  • スタート地点は、去年と同じ。但し、逆方向に走る。

スタートしてすぐ、造幣局前や中央公会堂、大阪市役所を通って、御堂筋へ。銀橋、天神橋も渡れるし、これは素晴らしいのだけれど…。

  • 御堂筋通過は1回に。

個人的には、これがちょっと残念。去年まではミナミから北上し、またミナミに戻っていくコースだったので、通過は2回。

そして何より、あの大通りでランナーたちがすれ違う、というのが大いに魅力だったんだけれどなぁ…。

  • 通天閣、あべのハルカスが見られる!

通天閣については、去年までのコースでも見ることができたようなのだけれど、ほんの一瞬しかチャンスがなかった。しかし、今回はそれがはっきり確認できるようになる。

さらには、去年まで見ることができなかった《あべのハルカス》を見ることができる。これは大きなポイント。

  • 折り返し地点が増加(3回→5回)

新コースのマップ、そして公式紹介動画を見て思ったことは、「折り返しが多いなぁ…」ということだった。

折り返しが多いだけでなく、やたらくねくねと曲がる。最初の印象は、ちょっと走りにくいのではないか…?と思った。

ただ、くねくねしている分、変化があって飽きないだろうし、折り返しが多いということは、《ランナー同士のすれ違いが多い》ということで、そのぶん、楽しめそうな気もしてきた。

  • 南下は西成区の岸里交差点まで

個人的には、これがちょっと残念。

去年までのコースは、終盤地区の応援が凄まじく、それが僕にとっては、大きな力になったからだ。

あの地区の暖かい、素晴らしい応援には、もう出会えないのだなぁ…。

ラストの南港大橋も、傾斜は厳しかったけれど、応援に助けられたし、《最後の山場》という思いで頑張って走れた。それが通れなくなるのは、ちょっと残念

  • フィニッシュ地点が大阪城公園に!

なんと言っても、今回の変更はこれが一番の目玉。

市街地の外れにあるインテックス大阪は、「行かされてしまった感」が満載で、レース後、大混雑の中、市街地に戻ってくるのが非常に疲れたからだ。

ただ、受付(EXPO)については、去年までと同様にインテックス大阪まで行かなければいけない。これも大阪城公園付近の施設だったら最高だったのだけれど…。

アップダウン比較

2018 旧コース

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2019 新コース

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雑感

去年までは、スタート直後に下りで、あとは全般的に平坦。南港大橋だけが難所、という感じだった。

しかし、今年からの新コースは、30km手前からのアップダウンが増加。

たいした斜度ではないとはいえ、ラストも登り続ける感じなので、疲弊していると結構きついかもしれない。

 開催日程

ここ2年間は、11月最終週で実施されていたが、今年は、12月1日(日)の開催となった。

ただ、EXPOや受付などは11月末になるため、時期としては、去年までとあまり変わらない気がする。

大阪マラソンは、かつて、10月下旬に開催されていたこともある。

あまり、時期にこだわらない大会なのかもしれない。

スタート方式

今回の2019大会から、申告タイムによって3つのグループに分ける形の「ウェーブスタート」方式に変更される。

いわば《時間差スタート》で、海外の大都市大会では普通に導入されているものだ。

フィニッシュタイムも、ウェーブごとのスタート時間に基づいて、しっかり算出されるので、記録的な問題も生じない。

スタート時点の盛り上がりは若干薄れるかもしれないが、走りやすくなることは間違いないので、個人的には歓迎。

 定員

2018年まで実施されていた「チャレンジラン(8.8km)」が廃止。

それに伴い、チャレンジランの定員(2,000人)が、フルマラソンに含まれ、結果、フルマラソンの定員が増加(30,000人→32,000人)した。

一般枠は、毎年4倍超の抽選。

今年は、コース変更に伴い、その倍率が上がることは必至だから、2,000人増加しても、かなり厳しい状況ではあるけれど…。

大阪マラソン2019 紹介動画

  新マラソンコースについては、公式動画もアップロードされている。

これを見ると、やっぱり、出場したくてたまらなくなってきた。

あぁ、また今年も走りたい、新コースを体験したいなぁ…。

 

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