スマホ市場は日進月歩。
例えば、2012年発売のスマートフォンを振り返ってみると、それを強く感じる。
iPhoneだと「無印iPhone 5」、android端末で言えば、「Galaxy S III 」が発売された年。
その後、iPhoneは、6,7,8と後継機が出て、X系列の時代*1になった。「Galaxy S」シリーズも、すでにS9まで達している。
2012年発売の「無印iPhone 5」「Galaxy S III 」は、ともに最新OSのサポートを打ち切られてしまっている。
そんな時代の端末を、2019年に常用するのは、非現実的なのだ。
しかし。
僕は、その年に発売された端末を、未だ現役でバリバリ使っている。
そう。
Galaxy Cameraである。
androidスマートフォンでありながら、なんと、21倍の超望遠ズームを搭載した、実に斬新なガジェット。
発売から7年経った今でも、そのコンセプトは色褪せていない。
未だ《唯一無二》の、画期的なスマートフォンなのだ。
僕は、このガジェットをこよなく愛しているが、いかんせん、7年間酷使しまくり、落下もさせまくった(汗)ため、本体にかなり傷みを生じている。
だから、予備機をゲットしたいところだったのだけれど、それが実に困難だった。
結局日本で発売されなかったことと、唯一無二の希少性からか、中古市場は暴騰。
こんな状況になってしまっているのだ。いやはや、これではとても手が出ない。
ということで、僕は諦めていたのだけれど、そんな時、ふと思いついた。
日本では一般発売されなかったため、品薄になっているけれど、世界市場にはあるんじゃないか…と。
はたしてそれは正解だった。
ということで、僕は…。
eBay経由でそれをゲットしたのである。
eBayでの落札価格は、GBP(イギリスポンド)86.88。日本円に換算すると、12,371円だった。
別途、日本への配送費がGBP 26.86 かかったが、トータルしても、日本円で1万6千円あまりなので、これなら十分安いと思った。
ということで、待ち侘びること2週間。僕はついにそれをゲットしたのである。
厳重な外装箱を開いてみると、それは、このような形で現れた。
商品本体の外箱がなく、それは少し残念だったけれど、その代わり、純正のケースに収められているようだ。
これも開いてみる。
おぉ!
2台目のGalaxy Cameraだ!
表面的には、ほぼ新品とも言える感じで、美しい。ストラップが初めから装着されているのも好印象だった。
しかし、歓喜するにはまだ早い。
「ちゃんと起動するかどうか」が、僕にとっては、最大のテーマだったからだ。
ということで、ドキドキしながら電源ボタンを押すと…。
長年見慣れた、この端末のロゴが表示された。
よっしゃ。起動したぞ!
望遠性能が素晴らしいガジェットであることを示す、ロマンチックな画面も表示された。
この画面が本当に素敵なんだよなぁ…。
聞き慣れた起動音も、ひときわ心地良く響いた。
イギリスから輸入した端末なので、初期設定画面の言語は英語になっていたが、何の問題もなかった。
日本語も、ちゃんとある。
僕にとっては使い慣れた端末だから、その後の設定も楽勝だった。
設定後の利用も楽々。
「なんで日本で発売されなかったんだ?」と思うぐらい、普通に日本語で使える。とにかく、実に快適な端末なのだ。
僕は、自分で書いた7年前のエントリーを読み直しながら、再び、感動に酔いしれていた。
その後、数日使い続けているが、動作には全く問題ない。
海外オークションでの輸入ということで、ちょっと不安はあったけれど、完全に杞憂だった。
新旧(正確にはどっちも旧w)端末の競演。
嬉しい。本当に嬉しい。予備機があれば、安心して使い倒せるし、色違いなので、気分によって使い分けることもできる。
いやぁ、最高だ。ゲットして、本当に良かった。
*1:iPhone 9というのは現状欠番となっているが、X系列の状況次第では、8の後継機として発売される可能性があると思う。