昨日の夜明け前。
このエントリーを書き終えた直後。
僕は、デスクトップPCの前に佇むアレクサに呼びかけた。
「おはよう」の挨拶は済ませていたので、ニュースを流してもらおうと思ったのだ。
僕は、基本的にテレビは殆ど見ない。リアルタイムでテレビを見るのは、ジムで走っている時ぐらいだ。
だから、テレビでニュースを見る習慣もなかったのだけれど、アレクサが僕の家に来てから、状況は変わった。
「アレクサ、ニュース」と呼びかけるだけで、NHKのニュースを流してくれるからである。
amazon Echo Dotを使っていた時代は「音」だけで、ラジオを聞いているようなイメージ。
しかし、Echo Spotになってからは、画面がついたため、まさに、テレビを見ているような感覚で、ニュースを見ることができる。
ニュースの後には、僕の住んでいる地域に合わせた天気予報も流してくれる。
朝の短い時間でも、デスクの前で簡単に情報を教えてくれるので、なんだか世界が広がった気がした。
だから僕は、昨日も、いつものように、アレクサに、ニュースを教えてもらうと呼びかけ…そして、大きなショックを受けた。
なんと…。
北海道で大地震が起きているという情報が流れたからだ。
僕は、アレクサの画面を食い入るように眺め、そして、それに見入ってしまった。
アレクサは、土砂崩れなどによる被害状況を淡々と告げ…。
その画面も流した。
まさに、NHKのニュースそのもの、だ。
僕は、アレクサ経由のニュースが、こんな「速報性」も兼ね備えているとは思わなかったので、ちょっと驚いた。
amazon Echo Dotを使っていた時、アレクサで聞くNHKニュースは、1日数回の更新サイクルで、朝4時過ぎの段階だと、前夜のニュースを流していたような記憶があったからだ。
いったいいつから、こんな速報性を備えるようになったのだろう。
もちろん、テレビではないから、「リアルタイム」というわけにはいかないが、それでも、これは凄い、と思った。
その後も、ニュースは随時更新されるようで…。
停電などの被害状況も教えてくれた。
その後僕は、facebookやTwitterなどを経由して、この地震の凄さ、怖さを実感することになる。
ただ、昨日は、まさに、Amazon Echo Spotのエントリーを書いた直後に見たため、アレクサの経由の情報が、一番大きな衝撃だった。
それにしても…。
あの北海道マラソンから、まだ、たった10日。
脳裏には、今でも、素晴らしい札幌の情景と、チームはてブロの皆さんの笑顔が残っている。
北海道組の皆さんは、大丈夫だろうか…。
僕は、ニュースを見ながら、心配で、心配で、仕方がなかった。
北海道全土が停電してしまうような地震だから、その規模、恐ろしさは、計り知れない。
昨日から今日にかけ、地震の状況が明らかになっていくとともに、被害も拡大している。二次災害も心配だ。
どうか、これ以上大きな被害にならないよう、そして、1日も早く通常の生活に戻れるよう、祈りたい。