昨日。
10年来の親友である同僚と、久しぶりに呑む機会がとれた。以前は、毎週のように呑んでいたのだけれど、最近は、お互いが忙しく、なかなか時間が合わなかったのだ。
特に店は決めていなかったが、昨日は、早い時間に仕事が終わったこともあり、ふらっと「パイロン」を訪れたら、空いていた！ので即決。
この店の素晴らしい餃子の数々については、今年1月のエントリーで、詳述させていただいている。
9種9様。個性に溢れた珠玉の餃子たちが堪能できる店だ。
この時は、別館の「餃子工房」を貸し切って、大勢での宴を催したのけれど、今回は、本館。
本館は、カウンターと、2～4人席が中心だから、ちょっと同僚と呑んだりするには、こちらの方がいい。
最近は、すっかり人気店になってしまって、行列になっていることも多いので、昨日、ふらっと訪れて空いていたのは、本当にラッキーだった。
ただ、流石に週末の金曜日。遅い時間帯には予約が詰まっているということで、僕らが滞在できる時間は1時間半程度しかなかった。
しかし、それでも構わないと思った。折角ふらっとパイロンに入れる機会を逃すのはもったいないし、話し足りなければ、もう1軒行けばいいだけのこと。
それに…。
パイロンには、こういった、短期集中飲み（？）には、もってこいのコースが用意されているからだ。
そう。この70分間飲み放題コースだ。
なんと1,080円から飲み放題を堪能できるのだ。それも、かなりさまざまな種類が呑める。
「飲兵衛の味方」コースは、1,080円。
ワイン、マッコリ、泡盛、ハイボール、紹興酒など、かなりさまざまな種類を呑めて、この値段はお得だと思う。
ただ、絶品餃子と一緒に呑むとなれば、やっぱりビールが飲みたい！というのが心情。そんな、僕のような人のためには、「ビール党の味方」コースがある。
これだと1,300円。
生ビールは430円なので、3杯で1,290円。3杯までなら、飲み放題にしない方が10円安い。70分という時間制限を考えると、ちょっと微妙のようにも思えるかもしれないけれど、僕の場合は、70分でも3杯以上呑むことが確実なので、昨日はこちらを選択した。
飲み放題コースには、もうひとつ。「セレブの味方」というコースがある。
これだけべらぼうに高くて、10,800円。なぜ、セレブの味方なのかというと、10,800円のシャンパン（ボトル）が選べるから、ということらしい。
ただ、70分でボトルを全て空けて、それ以上呑まないと元がとれない計算。はたして、これを選ぶ人がいるのだろうか。
だから、最初にこのメニューを見た時は、単なるネタだろうなぁ、と思った。
しかし、以前店員さんに聞いたところ、「これまで、何人か注文した人がいますよ」とのことだった。驚きだ。
まずは、前菜と生ビールで乾杯。
ひとくち餃子。クリスピーで、とてもビールに合う。
青龍餃子。
餡には、たっぷりのニラが練り込まれている。皮はもちもち、肉汁もたっぷり。
黒龍餃子。
ニンニクが、1個ごろんと丸ごと入っている。他の餃子には、ニンニクが入っていないので、これだけが特別で強烈だ。僕は、ニンニク好きなので、たまらない。
ニラ玉餃子＆シソ餃子。
外見上は区別がつきにくいけれど、その味わいは全く異なる。たっぷりとシソが入ったシソ餃子も美味しかったが…。
個人的には、ニラ玉餃子がたまらなかった。
とっても優しい味で、僕の大好きな餃子だ。
〆は、魯肉飯（ルーローハン）を注文。
飲み放題70分を含めて、1時間半。短いようでいて、結構色々話はできたように思う。とても充実した、面白いひとときだった。
僕は、結局、ビール3杯＆生レモンサワーを注文したので、飲み放題の元もとれたし、絶品の餃子たちも堪能できた。
ふらっと入って、美味しい餃子＆飲み放題がリーズナブルに楽しめる。パイロンはやっぱり最高だ。
