大森駅東口から、徒歩5分。
ちょっとわかりにくい場所にあるビルの地下に、その店は、ひっそりと存在していた。
2月にオープンしたばかりの新店。
餃子とワイン屋、だ。
生ビール200円!ハイボール180円!ハウスワイン250円!
実に安い。
その上に、餃子が売りの店となれば、行くしかないではないか。
ということで、例によって、餃子好き、ワイン好きのランナーたちを誘って、この店を占拠することにしたw
ランナーだらけの貸切餃子ナイト、開幕だ。
スナックを居抜きで使ったような地下店舗に、僕らは集合した。
店内には、このような掲示があり、とにかく安さを売り物にしていることがわかる。
前述のお酒に限らず、メニュー類もリーズナブル。
餃子は、5個230円。1個あたり46円。
これでも十分安いが、10個だと360円(1個あたり36円)になり、15個だと480円(1個あたり32円)。注文すればするほど得になる。
餃子好きにはたまらない価格設定だ。
ノーマル餃子の隣に掲示されているイタリアン餃子は、特製だからなのか(?)一律価格だが、それでも5個280円だから十分安い。
餃子以外の料理も激安。
ワインが売りの店ということもあって、洋風な料理名が並んでいる。
注文してわかったことだが、どれも、ボリュームとしてはおとなしめで、ちょっとした小品。
でも、それでも十分安いし、気楽に注文できるのがいい。
ふらっと入って、軽く食べて呑んで帰るだけなら、1,000円で収まってしまうのではなかろうか。
まさに、センベロの店だ。
しかし、この日の僕らは、「軽く」おさまるようなメンバーではない。
昨年のGW(Gyoza Week)や、年末にも集まって呑んでいるのだけれど、どちらも、店のお酒を飲み尽くしてしまった(!)ほどの豪傑集団。
だから、いくらでも、いつまでも気楽に呑みたいと思い、「貸切、飲み放題」を条件に、店と交渉を行った。
たっぷり3時間、ワインも含めて何でも飲み放題つきで、3,000円+税で、交渉成立。
センベロというわけにはいかなくなったが、貸切条件と僕らの酒量を考えれば十分お得だと思った。
料理は、コースだけでは足りないと思ったので、追加前提で臨んだが、前述の通り、料理単品はとても安いので、心配していなかった。
実際、コースだけでは足りず、さまざまな料理を追加しまくったけれど、それでも、1人あたり、ぴったり4,000円でおさまった。
まずは、生ビールで乾杯。
この写真はちょっとおとなしいものになってしまったけれど、最初は、キンキンに冷えたビールが出てきて、それもちょっと感動だった。
イベント開始。
この日は平日の夜だったため、皆、ランナー風ではないけれど、生粋のアスリートばかりだ。
フルマラソン出走なんて当たり前で、毎年、サロマ湖100kmウルトラマラソンに出ているメンバーも多数。
いや、それだけじゃない。
何週間も連続してフルマラソンに出たり、ワールドマラソンメジャーズを走破したり、インド洋に浮かぶレユニオン島で100マイルのトレイルレースを走ったり…というような、「超」アスリートばかり。
今の僕には想像がつかない世界で走っている人たちなのだけれど、皆、とても気さく。ランに関するエピソードも満載だから、とにかく楽しい。
大いに盛り上がったので、貸切イベントで本当に良かったと思う。
そして。
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