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餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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PKD総選挙!に参加すればよかったなぁと悔やんだ「SFマガジン」2014年10月号

SF Magazine
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表紙に驚いた。


S―Fマガジン2014年10月号:ハヤカワ・オンライン:

なんと、SFマガジン史上初のカバーガール登場だ。
なにしろ、創刊54年超、通巻703号にして初なのだから凄い。僕は長い間SFマガジンを通読しているが、かなり斬新に感じた。
以前、初音ミクが表紙になった時もちょっと驚いたが、衝撃はそれ以上。
自由奔放な僚友「ミステリマガジン」に比べ、「SFマガジン」は、どちらかと言えば硬派な路線の特集や表紙が多いだけに、尚更斬新に感じたのだと思う。
そもそもPKDって何なんだ、思う人がいるかもしれない。僕も、初めてその単語を聞いた時はよくわからなかった。
SFファンの間で絶大な人気を誇る、フィリップ・K・ディックの(Philip K. Dick)の略ということらしいが、そんな略称、昔はなかったと思う。
もちろん、これはAKB(ならびに一連のアイドルグループ)をもじったものだろう。
ということで、特集企画では、PKD総選挙として、ディック作品のベストを投票で選出。

カラーページでは、神7(ベスト7)を発表している。いやはや、ノリノリの企画だなぁ、と思った。
このページにも登場しているカバーガールの名は、西田藍。プロフィールによると、「1991年生まれで、フィリップ・K・ディックをこよなく愛するアイドルライター」とのこと。押しメンは、『高い城の男』(総選挙5位)で、自ら投票も行っているようだ。
単なるアイドルではなく、ちゃんとディック好きのSFファンを起用しているところは、流石。
表紙、そしてカラーページとお遊び色が強いものの、そこはSFマガジン。特集内容としてはしっかりしている。
投票結果の詳細分析や、ディックに関する評論、「地図にない町」の新訳版など、ディックファンにはたまらないものとなっている。
そして。
僕が再び驚いたのは、投票結果内容紹介のページ。

なんと、10ページにもわたって、投票者の詳細なコメントが掲載されているのだ。
投票は、Twitterハッシュタグ付与もしくはメールで簡単に(無料で!)参加可能だった。
僕は、Twitter経由でその情報を事前に得ていたため、参加しようかとも思ったのけれど、例によって、グズグズと考えているうちに、締切。
その時は、「最近、ディックあまり読んでいないので、ポイント配分やコメントが陳腐だと恥ずかしい」などと思って、割り切っていたのだけれど、いざ誌面を見て、後悔の思いがこみ上げてきた。
皆、本当に自由にディックへの思いを綴っているからだ。
ポイントだけの投票でもよかったし、1作集中でコメントを書いてもよかった。どんな形でもいいから参加しておけば、SFマガジン誌上に名前が残せたのに…。
8月号の時も悔やんだけれど、今回は、それ以上。名前だけじゃなく、詳細なコメントまで記載できたのだから、感動はひとしおの筈だった。
ただ、「PKD総選挙」と銘打つ以上、これ1回の企画ではなく、来年もまた実施される可能性があるし、誌面の各所でも、それは示唆されている。
だから、次回の総選挙では、必ず参加して、SFマガジン誌面に名前を残したいと思う。
それまでの間、ディック作品も久しぶりに再読しておこう。
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