僕は、本当に驚き、そして、心から感謝した。
このブログを、はてなダイアリーの時代*1から読んでくれている後輩、僕の大事な友人から、「ブログ移転記念」として、こんなプレゼントをもらったのである。
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』Tシャツ。
そう、フィリップ・K・ディックのブランド「PKD」設立時に発売されたものだ。
一昨年の9月。はてなダイアリーの時代に書いたエントリー*2を思い出す。
僕は、このSFマガジン特集にあわせて発売された、PKDブランドTシャツを、買おうかどうしようか悩み、結局買わなかった。
当時、僕のブログタイトルは、「言い捨ての小部屋」。
ディックはもちろん好きだったけれど、ブログのタイトル名ではなかった。今だったら、絶対に即ゲットしていた筈だ。
その後、このTシャツのことは忘れてしまっていたのだけれど、今、あらためて調べてみたら、情報こそ残っているものの、既に「完売、入手不能」になっていた。
だから、非常にレアな逸品。
友人は、当時、自分用に買って保存していたようなのだけれど、「そんなにディックが好きだったのなら…」ということで、今回、僕にプレゼントしてくれたのだ。
Tシャツには、暖かい手紙が添えてあり、僕は大いに感激した。
僕は、そもそも友人が、SFやディックを好きだったとは知らなかったので驚き、そして、そんなレアな商品をプレゼントしてくれたことに、さらに驚いた。
いい友達をもって、僕は幸せだ。