餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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何もかもが圧倒的で個性的な「大木屋」ワールドに酔いしれた2時間(前篇)

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昨日。午後3時。
20120818大木屋〜日暮里駅

僕らは日暮里駅に集合した。待ちに待った「大木屋」ツアーの始まりだ。
とにかく予約がとれないことで有名な店なのだけれど、今回は、お台場BBQ時にお世話になった、肉オーソリティの方(僕と同じ名字の方^^;)が企画してくださり、僕もその僥倖に預かることができた。
その店の場所は、日暮里駅から10分程度。駅から向かう道程は、いかにも下町らしいのどかな街並みに心が和む。
20120818大木屋〜谷中銀座

谷中銀座。
土曜日の昼ということもあってか、大勢の人たちで賑わっていた。渋い店が並んでいたので、少し商店街を散策してみたい気分にもかられたけれど、そんな余裕はなかった。今日のイベント会場である「大木屋」は遅刻厳禁なのだ。
店は、谷中銀座手前の道を少し曲がってすぐのところにあった。が、最初はすぐに気がつかなかった。なぜなら…。
20120818大木屋〜外観1

こんな佇まいだったからだ。
看板もなければ、暖簾もない。本当にここは料理店なのか?営業しているのか?と思うぐらいの素っ気なさ。
20120818大木屋〜外観2

扉に千社札(!)で貼ってある店名で、辛うじてこの店が「大木屋」という名前の店であることがわかる。そしてその隣には、剥がれかかった紙に「予約制」の文字。
いやはや、これではなかなか一見さんは入れない。
しかし僕らには、心強い肉のオーソリティがついている。この店にも数え切れないくらい来ているという猛者だ。そのおかげで、僕らは何ら恐れることなく入店することができた。
店内には座敷が2つとテーブルが2つ。それほど広くはなく、装飾にもこだわっていないため、下町のリーズナブルな店、という感じだった。
それだけならば、よくあるタイプの店だけれど、この店の個性は、別のところにあった。独自ルールの数々である。
ドリンクなど冷蔵庫から自分で取り出す必要があるし、取り皿もなければグラスの交換も不可。おまけに、鉄板で食材を焼いている最中に、店員から色々と指示がくだり、店員の指示を無視して勝手に触ると退場まであり得る!というのだから驚く。
この店では、店員>客なのかと思ってしまうほど。
というような状況なので、落ち着いて料理を楽しむ、というような雰囲気とはほど遠い。しかし、それがこの店の魅力でもあるのだ。
コースメニューの1品目は、意外や意外の「鰹のたたき」。
20120818大木屋〜鰹のたたき
鉄板の上に皿が載って、その上に鰹のたたきがあるのは何だか不思議な感じ。
取り皿がないため、少し食べにくかったけれど、味もなかなか。ただ、じっくりと味わっている余裕もなかった。
何しろ、完食しないと次のメニューが出てこない(!)というルールもあるので、僕らはさっさと片付けて、次に出てくる筈の「あの」主役登場を待つことに。
そしてそれは、想像以上に凄い迫力で、僕らの前に現れた。(以下、続く
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