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筒井康隆辞典文学の集大成、「現代語裏辞典」が出たーっ!

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公式的な全国発売日は7月30日。今日だ。
しかし、筒井さんの公認Twitter(ツツイッター)情報によれば、都内の大手書店などでは29日から並んでいるとのことだったので、昨晩、ワクワクしながら、僕はその本を探した。果たして、しっかりとそれは平積みされていた。

何とも惚れ惚れする。素晴らしい表紙だ。
価格は2,300円。単行本の価格としては少し高めに映るかもしれないが、とんでもない。筒井さんが仰る通り、他の本の3冊分はある圧巻の内容。僕は、むしろ安いと思っている。
発売まで指折り数えて待っていた本でもあり、もちろん、即ゲット。

あらためて表紙を見直す。
12,000項目は実に圧巻。「筒井康隆作家生活五十周年記念出版」との惹句も記載されている。それにふさわしい本だと思う。

豪華な函入りで、しっかり自立する。
こうやって眺めると、本当に辞書にしか見えない。大手書店だと平積みになるが、この本が1冊しか入荷しないような小さな書店だと、間違えて辞書コーナーに並べてしまうのではないか。
試しに、もし他の辞書と並べるといったいどういう情景になるか、大手書店の棚で実験してみたw

うん、これは全く違和感がない。
どんな小さな書店だろうと、曲がりなりにも書店員であれば、筒井康隆という名前は知っているだろう。だから、この本を辞書コーナーに並べるなんてことはあり得ないと信じている。ただ、書店に複数冊数入荷したのであれば、「意図的に」辞書コーナーに並べるという手もあるのかもしれない。

箱から取り出してみた。装丁も手触りも辞書風。

もちろん内容は圧巻だ。
筒井康隆のファンであれば、その内容は想像がつくだろうけれど、そうでないと、少しわかりにくいかもしれない。例えばこのようなものだ。

いやはや何とも筒井さんらしいw
先ほどから紹介させていただいているツツイッターでは、この本の項目がダイジェスト的につぶやかれているので、気になる方は是非ご覧いただき、できればフォローして欲しい。時々筒井さん本人も降臨しているのだから、見逃せない。
筒井康隆 (TsutsuiYasutaka) on Twitter
この本は、まさに筒井康隆辞典文学の集大成と言える。ちなみに、これまでに発売された筒井さんの辞典本を集めてみた。

「乱調文学大辞典」は、子供の頃から繰り返し読み続けていて、もうボロボロに近い。今回の「現代語裏辞典」は、その後継本というイメージが一番近いと思う。
「欠陥大百科」は、辞典風の体裁をとった、何でもあり*1のバラエティブックだし、「悪魔の辞典」は翻訳書なので、正式に言えば「現代語裏辞典」のイメージとは異なるのだけれど、筒井さんの辞典本ジャンルということでまとめてみた。

今やレアと言える「現代語裏辞典」のオンデマンド版。もともと、この「現代語裏辞典」は、左にあるオンデマンド雑誌「遊歩人」に連載されていたものなのだ。
「遊歩人」での連載が中断になった時は、本当にショックだったのだけれど、その後、「オール讀物」で再開され、結果として、このような素晴らしい本が出来上がった。実に嬉しい。

*1:ショートショート、エッセイ、漫画!など。


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