一昨日の日曜日は、横浜に繰り出した。
横浜で週末を過ごす場合、僕は大抵みなとみらい地区を走るのだけれど、今回はちょっと気分を変えてみたくなった。
横浜では、いつも海ばかり見て走っているので、今回は、森を見ながら走ろう、と思ったのだ。
ということで、僕が目指したのは、ここだった。
根岸森林公園。
ここは、日本で最初に洋式競馬が行われたところで、戦後はゴルフ場となり、その後、公園として生まれ変わった。
僕は、子どもの頃に訪れた微かな記憶があるのだけれど、森林公園になって以降は初めての訪問だったので、何もかもが新鮮だった。
ランニングコースとしてはもちろん、リフレッシュゾーンとしても最高の場所だったので、以下は、写真を中心に、その魅力をご紹介させていただこう。
とにかく広い!
もとは競馬場だったということもあり、公園の中央は、広大な芝生広場になっている。緑が鮮やかで、とても美しい。
こういった景色を眺めているだけでも、心が和む。
ランニングコースもある!
芝生広場を囲む形で、ランニングできるコースがある。
距離表示こそないが、1周は1.2km程度でわかりやすい。道中は、結構アップダウンがあって、いい練習になる。
コースの半分以上が木陰で、夏の厳しい日差しを遮ってくれるし、日向の部分も、広大な芝生に癒やされるので、飽きない。
この日は、非公式の大会が行われており、ナンバーカードをつけたランナーも走っていた。
ロッカー、シャワーも完備。しかも安い!
ランナーにとって便利なのは、園内に更衣室があること。
しかも…。
シャワールーム、コインロッカーも完備している。
更衣室内。
それほど広くはないけれど、着替えを行うだけなので、十分。コインロッカー、温水シャワー(10分間)ともに100円だから、両方使ってもたった200円。
実に安くて、そして、便利だ。
犬好きにはたまらない
日曜の朝、ということもあると思うけれど、園内は、ランナーとともに、犬を連れた散歩客で賑わっていた。
森の中を歩く犬たち。
ランナーと一緒に走っている(走らされている?)犬。
ベンチで休んでいる犬も多数いたので、記念写真を撮らせてもらった。カメラ目線で可愛い。
馬好きにもたまらない
公園に隣接する形で根岸競馬記念公苑があり、そこでは、馬の魅力を大いに堪能することができる。
ポニー広場。
馬房。馬も暑くて大変そうだ。
この日は、乗馬デーとなっていて、馬に乗ることもできた。
馬の博物館。
入口のすぐそばには、競馬ファンなら誰もが知っている、五冠馬シンザンの像が悠然と建っていた。
博物館の入場料は、大人だと100円かかるが、子供は30円。
しかも、乗馬デーはこの入場料を払うだけで、馬に乗ることもでき、非常にお得。
家族連れなら、丸1日楽しむことができるのではなかろうか。
僕も、一応馬好きなので、博物館見学をしたかったのだけれど、この日は、ラン後に予定もあったので、見送り。
廃墟マニア必見の地がある!
公園内には、このような建造物もある。
廃墟マニア(?)にとっては見逃せない施設のようだ。
近寄ってみると、結構な迫力がある。
建物の周りには有刺鉄線が張り巡らされていて、中に入ることはできない。
また、建物の反対側は、撮影が困難。
立入禁止の米軍施設に塞がれているからだ。
そういった状況が、ひときわ廃墟っぷりを際立たせている。
この建物は、いったい何かと言うと…。
旧根岸競馬場の、一等観覧席だった。
いやはや、なんともゴージャスな廃墟ではないか。競馬ファンにとってはたまらないだろう。
僕も、競馬好きだった頃の記憶が甦ってきて、「あぁ、この廃墟の中に入ってみたいなぁ…。」と思った。
しかし、もちろん入ることはできないので、僕は、またランに戻った。
リフレッシュランの記録
広大な緑と快適なコース。犬たちと馬たち。ノスタルジックな廃墟などに癒やされたランが終了。
たった8km、ゆったりのんびり走っただけなのだけれど、とってもリフレッシュできた。
坂の多いコースで、かなりのアップダウンを繰り返したため、それなりに、いい運動にもなった。
この日は、午後から別の予定があったため、僕は、アフターランのくつろぎタイムを含め、2時間でこの地を後にした。
しかし、是非とも再訪したい場所だと思ったし、宿題も出てきたため、近いうちにまた、走りに行こうと思う。