餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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夜明けランの幸せ/「道後温泉↔松山城」編

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筒井康隆先生スペシャルトークイベント出席のため、愛媛・松山市に遠征した僕は、当然、餃子店巡りを行った。 

ランチで1軒、夜に3軒。

まだまだ行きたい店はあったけれど、胃が限界となってしまったため、この日はそれで終了。

しかし、実に満足度の高い餃子たちだった。

翌朝。

僕は、夜明けとともに宿を出た。といっても、チェックアウトをしたわけではない。

夜明けランをするためだ。

僕は餃子ランナーだから、旅先でも餃子を食べるし、食べたら走る。自然の摂理と言っていい。

この日、僕が泊まっていたのは、道後温泉近くの宿。

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僕が宿を出たのは午前6時台だったが、道後温泉本館は、午前7時からの営業に向けて準備が始まっていた。

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前夜は、土産物を買う客たちで大賑わいだったアーケード街も、まだ閑散としていた。

僕は、淡々と、松山市街に向かって走り出す。

と言っても、道後温泉から数キロ程度なので、あっという間の行程だった。

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松山市の中心部にある大街道商店街。

ここもまだ、店があいておらず、人通りが殆どなかった。

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 愛媛県庁前を通過して…。

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城山公園に到着!

前日の筒井先生イベントも、この公園内にある松山市民会館で実施されたため、2日連続の訪問だ。

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この公園からは、松山城を眺めることができる。

僕は、ここまで来た以上、もちろん松山城まで駆け抜けるつもりだった。

が、その道程は、想定よりも険しかった。

公園から城まで上がるコースはいくつかあるようだったが、まず、それがなかなか発見できなかったのだ。

地図アプリを使えば簡単…と思っていたのだけれど、位置関係の把握がうまくできずに、公園内を行ったり来たり。

やっと見つけたコースも…。

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閉鎖されてしまっていた。

注意書きによると、今年7月豪雨の影響で、コースの一部に崖崩れが発生してしまったようだ。

ただ僕は、「いきなりこんな急階段はしんどい」と思ったので、それほど悔やまなかった。もっと緩やかなコースがあると思ったのだ。

ということで、再び、城山公園内を走っていると…。

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入口を発見!

さっきのコースよりも入口が広いし、いきなり階段じゃない。これならば、走って昇れそうだ。

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 ということで僕は、こんな感じの道を、軽快に走り始めたのだけれど、甘かった。

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途中から、道は石畳に変わり、俄然走りにくくなってくる。おまけに階段も始まった。 

さらには階段の傾斜がどんどんきつくなり…。

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こんな感じに。

トレイルランナーの人にとっては、「こんなもん楽勝だろ」と思われるかもしれないが、僕は、トレイルコース未経験であり、ただの餃子ランナーなので、実に苦しかった。

ということで、ここからは、ランではなくウォーキングに変更。それでも結構息が苦しくなり、這々の体で昇った。

しかし、傾斜が急な分、距離としてはたいしたことはなく、僕はついにここへ辿り着いた。

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松山城だ!

それは、青い空を背景に、くっきりとその姿を見せてくれた。

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ここから見下ろす、松山市のパノラマが、これまた素晴らしかった。

僕は、あぁ、ここまで昇ってきて良かったなぁと、感激。

この日の目的を果たしたので、いざ、道後温泉まで戻ることにした。

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帰路は、舗装路となっている別のコースを発見。

行きのコースと違って、かなり走りやすい道ではあったが…。

f:id:ICHIZO:20201115110224j:plainかなりな急傾斜となっており、ところどころに段差があるので、ダッシュで駆け下りるのは危険。

ということで、ブレーキをかけながら、僕は慎重に下りていった。

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道後温泉への帰り道では、道後公園を発見したため、そこを一周し…。

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道後温泉本館でフィニッシュ!

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距離にすると11km程度。

普通ならば、1時間もかからずに走ってしまうところなのだけれど、この日は、2時間以上もかかった。

まぁ、松山城へ昇る道では殆ど歩いていたから、それは仕方がないし、楽しかったので、不満はない。

僕は、道後温泉本館への入場整理券を「8:00」に発行してもらっていたので、ちょうどいい感じの朝ランになった。

アフターランは、松山城の余韻に酔いしれながら、道後温泉でゆったりのんびり。

旅先での夜明けラン、やっぱり最高だ。 


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