餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

「このミステリーがすごい!」発売で感じる年の瀬

スポンサーリンク

早い。早すぎる。

ついこの間、2020年になったばかりだと思ったのに、もう、12月。

僕も歳をとるわけだ…。

毎年僕は、この本が発売されると、年の瀬を感じる。

f:id:ICHIZO:20201205032732j:plain

このミステリーがすごい! 2021年版 | 『このミステリーがすごい!』編集部 |

 「このミステリーがすごい!」(通称「このミス」)である。

僕は、このシリーズをコンプリートしており、昨年のエントリーでは、その表紙をずらっと並べてご紹介させていただいた。

f:id:ICHIZO:20201205024222j:plain

本誌32冊と、関連本2冊。我ながら壮観だと思う。

そんな僕の大事な宝物に、またあらたな1冊が加わったことになる。

昨年、一昨年と、「このミス」の表紙には、ミステリ好きのアイドル(高山一実/白石麻衣)が登場していたが、今年は一転。

f:id:ICHIZO:20201205032810j:plain

名探偵コナンが表紙を飾り、巻頭では、原作者の青山剛昌がインタビューに答えている。

「名探偵コナン」は1994年から今に至るまで、「少年サンデー」誌で連載されているコミック。

これまで98巻が刊行されており、まもなく100巻になるというのだから素晴らしい。

コミック版だけでなく、テレビアニメ、劇場、舞台、ゲーム、などなどさまざま分野に広がっており、その人気は、今更僕が語るほどのものでもないだろう。

僕は、コミックを殆ど読まないのだけれど、流石にコナンは知っていて、コミックも何巻かは読んだことがある。

実にテンポがよくて読みやすく、しかも、しっかりミステリとしても成り立っているので、唸りながら読んだことを思い出す。

だから、今回の原作者インタビューも非常に興味深く読んだ。

コナン特集は、その他、ミステリー作家たちによる対談・寄稿や大学ミス研が選ぶベストエピソードなど、盛りだくさんな内容になっている。

今回、そんなコナン特集とともに、僕が大きく心を惹かれたのはこれ。

f:id:ICHIZO:20201205032713j:plain

作家生活20周年を記念した、伊坂幸太郎インタビューだ。

僕は最近、かなり伊坂幸太郎に嵌まっており、これまで未読だった作品を読みあさっているところ。

だから、このインタビュー掲載は、とても嬉しかった。

伊坂幸太郎は、「このミス」ランキングの常連でもあり、これまで、トップ10に入った作品も多数ある。

僕は、そのうち、かなりの作品を読んでいるが、2009年版1位獲得作品の『ゴールデンスランバー』が未読。

『ゴールデンスランバー』は、本屋大賞も受賞した、伊坂幸太郎の代表作とも言える人気作品だから、それをまだ読んでいないというのは、ミステリファンとして、少し恥ずかしい。

しかし…。

逆に考えると、それだけ凄い作品を「これから読める」ということが嬉しくてたまらない。

と。

特集のことばかり書いてしまったが、もちろん、「このミス」の《核》であるランキングも充実。

国内、海外ともに、今年を代表するベストミステリ20が並んでいる。

営業妨害になってしまうかもしれないので、ランキングの紹介は控えさせていただくが、書店では、既にそのランキングを付与したオビの本が出回っている。

(出版社などには、ランキングの内容が事前にリークされている模様。)

 「このミス」のランキングを眺めていたら、読みたい本がいろいろ出てきたので、久しぶりに書店へ行ってみようかなぁと思っている。

このミステリーがすごい! 2021年版

このミステリーがすごい! 2021年版

  • 発売日: 2020/12/04
  • メディア: 単行本
 

マラソン・ジョギングランキングへ