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『ひつじ探偵団』を観た。ほのぼの&本格ミステリの匙加減が絶妙だった

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先週末、僕はこの映画を観に行った。

「ひつじ探偵団」だ。

なんとも可愛らしいタイトルで、ポスターもひつじの愛らしさを全面的に押し出している。

これだけ見ると、子供連れのファミリー向け映画という印象。

それもそのはず、『ミニオンズ』と同じカイル・バルダ監督の作品ということで、予告編などでもそれが強調されていた。

僕はファミリー向け映画をあまり見ないし、特にアニメは全く見ないので、『ミニオンズ』とは無縁。

この映画はアニメではないけれど、予告編で受けた印象はコミカルで奇想天外だったし、『ミニオンズ』と同監督ならばきっと子供向け作品だろう。

そんなことを思っていたので、当初は見に行くつもりがなかった。

しかし、先週ふとしたきっかけがあり、急遽行くことに決めたのだ。

ポスターの写真通りにほのぼのしたストーリーだと、退屈してしまうかもしれないなぁ…などと思いながら見始めたのだけど…

その予想は、良い意味で大きく裏切られた。

ストーリーは、大好きだった飼い主が殺害された事件を、ひつじたちが解決していくという、シンプルな話。

ひつじたちは言葉を話すが、人間には伝わらないので、どうやって事件を解決するのだろう…?と思ったのだけれど、そのあたりはしっかり考えられていた。

結末は二転三転、思ったよりもしっかりとしたミステリーになっている。

大人でも十分楽しめるし、むしろ大人の方がこの映画の魅力を満喫できそうな気もした。

メインストーリーは殺人事件であるはずなのに、ほのぼのしたひつじたちのおかげで陰惨さを感じず、温かい気持ちにさえなる作品だ。

ひつじたちの群れで展開される《はぐれもの》や《いじめ》などの物語が、本編と絡み合いながらしっかり回収されるのも見事。

ミステリーとしての魅力だけでなく、笑えて泣けて、どんな世代でも安心して気楽に楽しめる、温かい良作だった。おすすめ。

余談。

僕は、原語版(字幕版)で見たのだけれど、ひつじたちの使う英語がとてもわかりやすく、この映画を教材にすれば、英語の勉強になりそうだなぁ…とも思った。

個人的には、子ひつじたちが好奇心旺盛に、「I have a question.」と言いつのるところがツボ。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー」でロッキーが繰り返す、「question」とイメージが重なって、なんだか愛おしくなってしまったw


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