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平日朝の「さやの湯処」はゆったり最高。都内人気温泉を970円で堪能してきた

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サウナブームから火がついたのか、都内の温泉施設は、最近どこも大人気だ。

ただ、そんな温泉施設も、平日の午前中ならばゆったり楽しめることが多い。

僕は、これまで何度もその素晴らしさを実感している。

先週僕は、数カ月ぶりに平日有休がとれたので温泉に行こうと決め、個人的に思い入れの深い場所を訪れた。

板橋区にある、都内屈指の人気温泉施設。

「前野原温泉 さやの湯処」だ。

この佇まいを見て、僕は懐かしさで胸が熱くなった。

あの頃となんにも変わってなかったからだ。

僕が以前さやの湯処に行ったのは、たぶん20年近く前。

当時は、開業してまだそれほど経っていない頃だった記憶がある。

調べてみると、さやの湯処の開業は2005年の12月だったようなので、その記憶は正しかった。

昭和の邸宅を再生したような落ち着いた建物。

枯山水の美しい日本庭園。

そして、源泉かけ流しの天然温泉。

都内にこんな素敵な温泉施設があるのかと驚き、かなり感動したことを思い出す。

いつかまた行こうと思っていたが、僕はなかなか機会が作れなかった。

あっという間に大人気施設になってしまったからだ。

土日は入場制限も出てくるような状況になってしまった。

せっかく温泉に行くのに、混雑で疲れてしまうのは避けたいんだよなぁ…。

などと思っているうちに、気がつけば20年近く経っていた。

ただ、ここ最近の経験則から、平日午前中なら、いくらさやの湯処いえど、ゆったりできるのではないかと思い、朝一番に訪れたのである。

その思惑は、大当たりだった。

僕は、開業時刻の9時ちょうどに着く予定だったのだけれど、若干遅れて、到着が9時15分ぐらいになってしまった。

しかし、入館直後に表示されていたこのボードの表示を見て一安心。

やった!

これならばゆったりと温泉を堪能できそうだ。

さやの湯処の外観は20年前と変わっていなかったが、館内は流石に近代化されていた。

会計などは下足キーで管理されていて、退館時に一括精算するシステムに変わっていたし、以前はなかった岩盤浴施設なども加わっていた。

ただ、いざ温泉に向かうと、受ける印象はほとんど昔のまま。

特に露天風呂は、全くイメージが変わっておらず、20年前にタイムスリップしたような思いまで抱いてしまった。感動だ。

ゆったり横になって、風を感じながら温泉を背中で味わえる「寝ころび湯」

1人用の湯船を独占できる「つぼ湯」

そして、ゆったりのんびりできる源泉かけ流し風呂。

露天風呂からは、空と木々の緑しか見えず、周囲の建物が一切視界に入らないのも素晴らしい。

都内にいることを忘れてしまいそうになるぐらいの至福だ。

僕は、この露天風呂を味わうことができただけでも、ここにまた来た価値があると思った。

内湯もこれまた素晴らしかった。

こちらは2015年にリニューアルされたようで、高濃度炭酸泉が導入されているほか、ハイパージェットバスも多くの種類が用意されていた。

それぞれの規模は大きくないから、混んでいるとなかなか入れないように思えた。

ただ、僕が訪れた時はまだ空いていたので、どのお風呂も入り放題。

僕は、ジェットバスの激しい水流で、腰や肩などをじっくりほぐしてもらった。

もちろんサウナも用意されているので、血行促進効果も望めそうだ。

内湯で身体をじっくりほぐしてもらった後は、また露天風呂に出てゆったりのんびり。

いやはや、こんな至福の時間があるのかと思うぐらい素晴らしかった。

露天風呂には、椅子もたっぷり用意されているので、温泉で少しのぼせた後は、そこでゆったりできるのも最高。

気がつけば、あっという間に1時間半以上が経過していた。

その頃になると、だんだん混み始めてきて、内湯の洗い場がいっぱいになりそうなほど。

僕はまだまだ温泉を堪能したかったが、これ以上混むと、快適さよりも入りたい湯船に入れないストレスのほうが上回りそうだったので、引き上げることに決めた。

退館時の会計で、僕はこの施設の素晴らしさをあらためて実感する。

ここまでゆったりのんびりくつろがせてもらったというのに、その料金は…。

税込970円!

今どき、循環型のスーパー銭湯でも1,000円を超えたりすることがあるのに、源泉かけ流し温泉でこの価格は驚異的、衝撃的だ。

そりゃぁ、大人気になるわけだよなぁ…。

館内のボードでは「本日の入館料」として掲示されており、平日と休日では料金が異なる。

土日祝日は入館料が1,300円で、それでも大混雑なのだから、いかにこの平日価格がお得かがわかるだろう。

僕が退館したのは午前11時を過ぎた頃で、まだじゅうぶん早い時刻。

それなのに、館内の混雑状況は変わってきていた。

少々賑やかな状況…。

平日の11時でこれなのだから、午後は大混雑必至だろう。

ただ、食事や休憩を挟まず、温泉だけを楽しむのであれば、平日朝一番からの2時間弱でもじゅうぶんゆったり堪能できる。

しかも1,000円を切る価格で。

それがわかったのは大きな収穫だった。

いやぁ、本当に素晴らしい。文句なし。

20年ぶりに来てみて、本当に良かった。

ぜひともまた平日有休をとって、早々に訪れたい。


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