僕は、年々大型化していくiPhoneのサイズ感に、どうにも馴染めなかった。
だから、初代iPhone SEにこだわり、それを4年以上も使い続けてきた。
初代SE以前は、iPhone 4→iPhone 5→iPhone5Sと使ってきたから、要するに、「コンパクトなiPhone」が好きだったのだ。
今年の4月。
僕は、コスパ最強の第2世代iPhone SEに乗り換え、今ではそれをとても気に入っている。
ただ、そのサイズについてだけは、ちょっと妥協した。
第2世代のiPhone SEも、十分コンパクトではあるのだけれど、個人的には、僅かながら、僕のストライクゾーンよりも大きい。
僕がこれまで愛してきたスマホたちは、皆、手のひらにすっぽり収まるサイズだったからだ。
だから僕は、第2世代のSEサイズがぎりぎりの許容範囲。
今後のiPhoneも、年々大型化して、ハイエンドになっていく傾向だろうが、しばらくは、第2世代のSEで頑張ろうと思っていた。
しかし、その考えがちょっと揺らぎ始めている。
iPhoneに関する、Appleのスタンスに変化が現れてきたからだ。
今秋発売予定のiPhone 12シリーズ。
そのラインナップに、「第2世代のSEよりもコンパクトで、かつ、液晶サイズが大型化した」5.4インチモデルが含まれている、という情報には驚いた。
正式に発表されてはいないものの、これについては、ほぼ間違いなく発売される見込みとなっており、僕の心は千々に乱れている。
それだけでも悶々としているというのに…。
今度は、こんな情報を知って驚愕。
いやはや、めちゃめちゃ格好いいじゃないか。
要は、Galaxy Z FlipのiPhoneバージョンといえるものだが、もしもこれが出てくるのであれば、まさに僕が夢に描いていたものなのだ。
日常携帯するにあたっては、手のひらの中にすっぽり収まるサイズ。
通知画面もそこそこ大きいようなので、ちょっとした確認であれば、画面を開く必要もなさそうだ。
ひとたび画面を開けば、6.7インチの液晶サイズとなる。
こうなると両手操作が必要になるのだけれど、大画面をじっくり堪能できるのだから、文句は言わない。
日常の持ち歩きにおいては、手のひらの中で、《画面を開かなくても》そこそこの操作ができるということに、僕は大きな魅力を感じるからだ。
この写真だけでも魅力的だったが、動画を見たら、思わず、いてもたってもいられなくなった。
いやはやこれはたまらない。
この動画は、既に250万回近く再生されているので、既にご存じの方が多いかもしれない。
モバイラーの人たちにとっては、《何を今更》というような情報だろう。
しかし僕は、昨日初めて見たので驚愕したし、あまりの格好良さに、何度も再生しまくっている。
このiPhone 12 Flipは、今のところ、単なる噂のひとつに過ぎず、少なくとも今秋には出てこないと思う。
いや、それどころか、永遠に発売されない可能性もある。
ただ僕は、いつか発売されることを信じて、夢見ていたい。
iPhoneの新しい未来が、このモデルには溢れていると思うからだ。