餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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Stay HomeのGWに「読む」餃子本セレクション

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今日の東京地方は、とびっきりのいい天気になった。

世間的には、GW後半に突入となるため、「本来であれば」絶好のお出かけ日和だったろうになぁ…。

僕の場合は、昨日まで普通の出勤が続いていたから、GW後半というより、今日からいよいよGWという感じだ。

僕にとって、GWは、すなわちGyoza Weekだから、毎年この時期は、思いっきり餃子を堪能するのが常だった。

だから僕は、これまで、いろいろな形でGWを堪能してきた。

餃子を食べるためだけに宇都宮まで走ったり、餃子関連のイベントに参加したり、餃子の宴を企画したり、等々…。

しかし、もちろん今年は、そんなことはできない。

ということで、僕は今日、夜明け前に(ほぼ無人状態の)近所を走った後は、じっと「Stay Home」につとめていた。

もちろん、家の中でも、餃子を堪能することはできる。

僕が日本一愛している「東亭」の餃子を焼いて、毎日餃ビー状態だ。

ただ、折角のGyoza Weekなのだから、それだけではつまらない。

ということで、今日は、日がな、餃子の本を読んで過ごしてみた。

僕の本棚には、餃子本が溢れているが、その大半を占める、お店紹介の雑誌やムックなどは、あえて避けた。

見ているだけで、その店へ食べに行きたくなってしまうからである。

今回は、それらの本を除いて厳選した、GWオススメの餃子本を紹介させていただくことにしよう。

 ほとばしる文章の肉汁!「読む餃子」

f:id:ICHIZO:20200502161431j:plain読む餃子(新潮文庫)

オビのキャッチコピー「ほとばしる文章の肉汁」が、まさにこの本の全てを表現している。

日本一予約の取れない餃子レストラン「蔓餃苑」主宰のパラダイス山元先生による、珠玉のエッセイだ。

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餃子に関する愛と情報が溢れていて、目次を眺めているだけでも幸せになれるほど。

とっても軽く、読みやすい文体で書かれており、ユーモアセンスも抜群。餃子好きの人ならば、絶対に楽しめる筈だ。

お手軽な文庫版や電子書籍版も発売されているので、少しでも餃界に興味がある人ならば、一読をオススメしたい。

読む餃子 (新潮文庫)

読む餃子 (新潮文庫)

 

珠玉の餃子随筆39篇!「アンソロジー 餃子」

39人に及ぶ餃子好きの作家やタレントたちが、その《餃子愛》を綴った、唯一無二の餃子エッセイ集。

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いやはや、なんともバラエティに富んだ執筆陣だ。

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その切り口はさまざまだけれど、「餃子」というテーマは共通なので、どこから読んでも楽しめる。

ところどころに餃子の写真も挟まれており、それがまたいい味を醸し出している。

何度も何度も読み返したくなる本だ。

 単なるレシピ本じゃない!「餃子の創り方」

 「読む餃子」作者パラダイス山元さんによる、渾身の餃子レシピ本。

いや、これは単なるレシピ本じゃない。

その素晴らしさについては、以前のエントリーで詳しくご紹介させていただいた。

実に独創的な餃子レシピの数々が掲載されており、だからこそ、餃子の「創り方」なのだと唸ってしまう、驚愕の1冊。

餃子を自分で作るという人は多いと思うけれど、いつもと違った餃子を作ってみたい、いや、創ってみたいという人には、超オススメ。

餃子の創り方

餃子の創り方

 

また、このレシピ本は、完全英訳もされている。

このエントリーでは、日本版との比較も含めて詳しく紹介させていただいたので、興味のある方は、ご参照いただければと思う。

海外版は、日本版と体裁が異なり、ハードカバー仕様となっているので、餃子図鑑としても楽しめそうだし、日本版と比較しながら読めば英語の勉強にもなる。

Gyoza: The Ultimate Dumpling Cookbook

Gyoza: The Ultimate Dumpling Cookbook

 

  永久保存版のdancyu集大成本。「餃子万歳」

1991年から2006年までの「dancyu」餃子特集号8冊復刻合本。

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dancyu復刻版 餃子万歳

この本の発売は2010年なので、それから10年も経っているため、「今更…」と言える情報も多々ある。

しかし、それは大きな問題ではない。

「dancyu」は、凡百の餃子紹介雑誌とは一線を画しているからだ。

dancyuならではの奥深い内容は、古びても十分読み応えがあるし、逆に掲載当時の歴史を感じとることができる。

また、ところどころに、有名店の秘伝レシピが掲載されていたり、エッセイなども掲載されているため、そういった点でも価値が高い。

今なおもって、入手する価値がある、永久保存版の本だと思う。

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お題「#おうち時間


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