餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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2016年まとめ:餃子系エントリー10選(後編)

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(承前)

ランと餃子は相性がいい。

餃子店を巡りながらのマラソンについては、前回のエントリーで書いたのだけれど、それだけのタッグではない。

アフターランにおいても、餃子は、実に魅力的。

小麦粉の皮は炭水化物なので、ランで失った糖質を補給でき、具材の肉では、筋肉修復のタンパク質を、ニラやニンニクではスタミナを補える。

まさに、ランナー向きの完全食なのだ。

ということで…。

8)アフターランのハシゴ餃子で暮れた年末

12月。

大好きな横浜港ランの帰り道、久しぶりにに寄って、懐かしの餃子店をハシゴした。

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その具には、ニンニクとニラがたっぷりと含まれている。ニンニク好きにはたまらない、スタミナ系の餃子だ。

 2016.12 ヨコハマ・野毛餃子巡り(その1:飛びっぷり健在!「三陽」のニンニクがっつり餃子)

食べたとたんに元気が出る、ニンニクがっつり餃子の「三陽」 

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具は、野菜系。ニンニクも入っているようなのだけれど、それよりも、生姜の味がガツンと効いている。皮のサクサク感としっとり感も絶妙で、実に味わい深い餃子だ。

2016.12 ヨコハマ・野毛餃子巡り(その2:焼餃子発祥の地「萬里」で懐かしの味に浸る。

焼き色の美しさに惚れ惚れする、焼餃子発祥の店「萬里」。

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具は、肉、生姜、ニンニク、ネギのバランスが絶妙で、やっぱりとっても美味しかった。「三陽」や「萬里」が野菜系の餃子だったためか、肉の味わいがとても印象に残り、食べ終わったあとも、幸せな気分になった。

2016.12 ヨコハマ・野毛餃子巡り(その3:あとを引く味よ、永遠に。あぁ、思い出の「三幸苑」が…。) 

子供の頃から大好きだった「三幸苑」。

久しぶりに訪れ、その懐かしい味に感動したのだけれど、同時に12月末で閉店という情報も目にして、大きなショックを受けた。

しかし、その後訪れた友人の情報によると、近隣に、新たに開店するということが判明。

閉店の案内掲示を見る限り、本店はあくまで閉店という位置づけなのかもしれないが、実質的には移転ということになるのだろう。とりあえずは一安心だ。

年末。

友人と足柄峠走を行った帰りにも、餃子店のハシゴを実施した。

登戸の「よしだ」。

この店は、もっぱら、アフター山北峠走で立ち寄っていて、春の峠走でも、ひとり打ち上げを敢行している。

ニンニクと生姜が、ガツンと効いていて、峠走の疲れを癒してくれるし、ビールにも合う大好きな餃子だ。

ということで…。

餃子店を巡るのはとても楽しいのだけれど、餃子の魅力はそれだけじゃない。

2016年は、「焼く」楽しさも味わえた1年だった。

9)みんなで、そして、自分で焼くのも楽しい餃子!

7月。

餃子好きの友人から、「お取り寄せ餃子を持ち寄って、焼いて食べる」というイベントに招いていただいた。

「お取り寄せ餃子焼き焼きの会」。

その友人宅では、一昨年も、餃子イベントが行われているのだけれど、一昨年は、《餃子を包んで焼く》という、手作り餃子の企画だった。

僕は大の餃子好きではあるけれど、不器用なので、餃子包みが得意ではなく、この時は殆ど貢献できなかった。

しかし、お取り寄せ餃子を持ち寄って焼くのであれば、その点はクリアできる。

全国各地のさまざまな餃子を堪能し、どの餃子にも感動したけれど、とりわけ…。

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 いやぁ、もう、これが美味いのなんの。僕は、今まで何度も食べているのだけれど、何度食べても素晴らしい。もともと甘くてジューシーな餡が、チーズと融合することによって、絶妙な味わいを醸し出す。いやはや、これは感動の味だ。

「お取り寄せ餃子焼き焼きの会」に酔いしれた1日(後編) 

「ぎょうざの宝永」のチーズ餃子。

今回参加のメンバーが、こぞって激賞した絶品餃子だった。僕はとにかくこの餃子が大好きで、初めて食べた時から痺れている。

北海道からの空輸となるため、送料が高くなるのが難点なのだけれど、また、取り寄せて食べてみたいなぁと思った。

そして。

この1年で、僕が、一番焼いて、食べたのは、もちろんこの餃子だった。

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東池袋「東亭」の生餃子。

僕にとっては、ほぼ主食といってもいいほど、今年も、焼いて、焼いて、食べまくった。

お取り寄せ餃子焼き焼きの会でも、もちろん、持参して焼いたのだけれど…。

焦がしてしまって大失敗。

火力や器財の勝手が違ったということもあるが、それは単なる言い訳。

僕の修行不足が原因で、参加者の皆さんに、東亭餃子の魅力を伝えられず、痛恨だった。

その後も僕は、東亭の餃子を買い続け、焼き続けているので、もしもいつかリベンジの機会があれば、この餃子の正しい、そして素晴らしい魅力を、友人に伝えたい。

…2016年は、沢山の餃子本が発売された年でもあった。

10)餃子バイブルの当たり年!

まずは、2月。

「餃子Walker」。

2014年に発売された「Tokyo Walker」11/25号の再編集版ではあるのだけれど、餃界最新情報や、新店なども掲載されている。

首都圏地区の餃子好き必携の1冊だ。

ただ、この本の発売から、もう1年になろうとしている。餃界の移り変わりは激しいので、続編として、「餃子Runner」の発売希望w

夏には、「関西ウォーカー」で、餃子特集も組まれた。

これは関西圏限定の地域雑誌なので、以前だったら、首都圏地区では入手困難だった*1

しかし、今では、インターネットで、全国どこからでも簡単に注文でき、なんと、発売日当日入手も可能。

いやはや、いい時代になったものだ。

「dancyu」でも、2年ぶりに餃子特集が組まれた。

今回は、餃子メインの特集ではなかったのが、ちょっと残念だったのだけれど、それでも、流石はdancyu。読み応えのある内容に仕上がっていた。

GW(Gyoza Week)には、新刊本も発売。

「餃子の教科書」と「アンソロジー餃子」。

「餃子の教科書」は、餃子レシピ、餃子店の紹介に加え、ディープな餃子情報が満載の1冊。

「アンソロジー餃子」は、その名の通り、餃子に関するエッセイを集めた珠玉のアンソロジー。

執筆陣には、希代の作家たちが名を連ねて、餃子愛を綴っている。実に読み応えのある本で、読むと、また、餃子が食べたくなる。

そして、7月には、史上最高、最強の餃子レシピ本が発売された。

そう。「餃子の創り方」だ。

今や、ミシュラン三つ星の店よりも訪店が困難になってしまった、《蔓餃苑》苑主、パラダイス山元さんによるレシピ本。

「作り方」ではなく、「創り方」というところがポイントで、パラダイス山元さんならではの、オリジナリティ溢れる創作餃子の数々が並ぶ。

《蔓餃苑》のレシピを公開してくださったことに、興奮、感激する1冊なのだけれど、読んでいると、また、蔓餃苑に行きたくて行きたくてたまらなくなってしまうのが、切ないところ。

4年前。

僥倖にも、蔓餃苑を何度か訪れることができたことは、僕の一生の思い出。

今は当時よりもさらに壁が高くなっているので、もう、無理だろうなぁ…。

 

読む餃子 (新潮文庫)

読む餃子 (新潮文庫)

 

 

*1:都内の大手書店では、一部地方誌も取り扱っているが、店も部数もかなり限定される。


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