なんだか、最近BlackBerryのことばかり書いている。
餃子ランナーとしての活動も、それなりに(?)行っているのだけれど、今は、とにかくBlackBerry KEY2が愛おしすぎて、ブログ脳がBB一色に染まっているのだ。
頭の切り替えができるまでは、もう少しかかるかもしれない。
と、言い訳を書いたところで(誰にだよw)BB脳が疼いてきたので、それを埋めるために、KEY2の魅力を書き連ねていこう。
今回は、歴代のBlackBerryたちとの比較だ。
百聞は一見に如かず。僕が駄文を並べ立てるより、写真で確認していただく方が手っ取り早い。
ということで、以下につらつらとご紹介させていただく。
まずは、今は懐かしいBlackBerry Boldの初代機、9000との比較から。
「Bold9000」VS「KEY2」
丸っぽいフォルムの9000に対して、KEY2はスマート。
横幅こそ殆ど変わらないが、縦は3.7cm長くなっていて、KEY2の方が23g重い。(9900は137g/KEY2は160g)。
但し、筐体バランスの関係で、重量差はあまり感じない。
厚さの差は歴然。KEY2は6mm以上も薄くなっている。
KEY2の厚みが8.5mmなのに対して、9000は、最厚部が15mmもあったからだ。
ただ、掌にすっぽり収まる9000のサイズは愛おしくて、当時はそれも気にならなかった。
9000の筐体中央には、懐かしのトラックボールがある。
このポインティングデバイスは、最初、とても快適だったのだけれど、使い続けているうちに滑りが悪くなってしまって、使いにくくなったなぁ…という遠い記憶。
以降は、トラックパッドに変わり、KEY2ではそれもなくなってしまった。
また、Boldシリーズ(9000~9900)には、発話・終話キーが搭載されているので、電話としての使い勝手は抜群だった。
但し、KEY2の「Touch-Enabledキーボード」は、タッチパネルのように使うこともできるし、スペースキーには指紋認証も搭載されているので、総合的な利便性は向上している。
「Bold9700(9780)」VS「KEY2」
9000から、いきなりコンパクトになって驚いた9700(写真左)
僕は、日本版の登場を待ちきれず、グローバル版をゲットしたことを思い出す。
その後docomoから登場した9780(写真右)は、9700のマイナーバージョンアップ版だったが、やっぱりゲット。真っ黒な筐体が格好よかった。
9700(9780)は、9000に比べて一気に小さくなったので、キーボードが打ちにくくなるのでは…?という不安もあったが、それは杞憂だった。小さくてもしっかり入力できるし、コンパクト故に、片手入力が楽、という利点も。
KEY2と比較すると、横幅こそ1cmの差に過ぎないが、縦幅は断然異なるし、重量差は40g近くある。
その小ささと軽さが、9700(9780)シリーズの最大の魅力だった。
画面の小ささ故に、ブラウジング機としては厳しいけれど、電話・メール端末としては、とても優れていたことを思い出す。
ただ、そんな小さくてコンパクトな9700(9780)よりも、KEY2は断然薄い。
9700シリーズが14.1mm(最厚部 約 14.8mm)あるのに対して、KEY2は、前述の通り8.5mmしかないからだ。
この薄さは、ちょっと感動的。
「Bold 9900」VS 「KEY2」
BlackBerry Boldシリーズの最高峰、9900とKEY2との比較。
僕は、とにかく9900が好きすぎて、惚れ込みまくっていたので、予備機も入手。だから、KEY2の左右に並べてみたw
Bold 9900の凄いところは、先代の9700シリーズから一回り大きくなったのに、その重量差がたった8gしかないこと。(9700は122g/9900は130g)。
もちろん、KEY2(160g)よりも断然軽い。
9900は、その薄さも大いに魅力だった。先代よりも2mm以上薄くなり、最薄部に至っては、10.5mmにまで削ってきた。
キーボードタッチも秀抜で、Boldシリーズの掉尾を飾るにふさわしい、完璧な素晴らしい端末だったのだ。
ただ、そんな9900よりも、KEY2は、2mm以上薄い!
キーボード部の出来も、Bold史上最高の9900には及ばないものの、なかなかどうして、頑張っている。
キーの縦幅は9900の方が大きいけれど、横幅はKEY2の方が若干長く、打ちやすさに寄与。
9900のキーボードに惚れ込んでいた人にとっては、それを裏切らない仕上がりになっていると思う。
番外篇:「8707h」VS 「KEY2」
ついでに…。
日本にBoldシリーズが上陸する前、法人需要として導入されていたBlack Berry 8707hとも比較してみた。
8707hは、2006年発売。
Bold9000より、3年も前に発売されたスマートフォンだけに、流石に時代を感じる。
そのずんぐりむっくりした筐体は、いかにも「昔の携帯電話」と言った印象だ。
8707hの厚さは19.5mmもあり、KEY2の倍以上。
キーボードの形状も、まるで異なる。
8707hの方は、ひとつひとつのキーが完全に独立しているタイプだ。
しかし、これはこれで結構入力がしやすかった。
比較してみて思うこと。
やっぱり、Boldシリーズは名機が揃っていたなぁ…ということを改めて実感。
Boldシリーズが、掌でホールドしやすい角の取れたフォルムだったのに対して、KEY2は、長くて四角い形状になってしまったため、その印象は明らかに異なる。
だから、KEY2は決して「Boldの再来だ!」とは言えない。
ただ、液晶の大型化が進む時代の流れでは、それもやむを得ないと思う。
Qwertyキーボードを搭載した筐体としては、ギリギリまで重量と薄さを追求しており、極めて高い完成度を誇る端末だ。