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東野圭吾《マスカレード》シリーズ最新作!「マスカレード・ゲーム」発売!!

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昨日、4月20日発売。

国民的ベストセラー作家、東野圭吾の最新作。

そして、「あの」マスカレードシリーズの最新刊。

マスカレード・ゲーム | 東野 圭吾 |本 | 通販 | Amazon

「マスカレード・ゲーム」が登場した。

東野圭吾作品は、これまで、文庫本になってから購入するのが常だったが、今回ばかりは、文庫化を待っていられなかった。

なんと言っても、「あの」マスカレードシリーズの最新作だったからだ。

これは、「マスカレード・ホテル」「マスカレード・ナイト」に続く第3弾。

《外伝》と言える「マスカレード・イブ」を含めると、4作目のマスカレードシリーズとなる。

昨年秋。

僕は、映画「マスカレード・ナイト」の公開に先駆けて、積ん読になっていたマスカレードシリーズを一気読みした。

それと合わせて、Amazon Prime Videoで、映画化第1作である「マスカレード・ホテル」を鑑賞。

それですっかり、マスカレードファンになってしまう。

その後もちろん、劇場に赴いて、その後空前の大ヒット作品となる映画「マスカレード・ナイト」も見た。

僕は大いに満足し、映画鑑賞後のエントリーで、僕はこう書いている。

気になるのは、続編の有無。

この展開だと、どうしても続編を期待してしまうが、となると今度は、まさか○○が舞台になるのだろうか。

いくらなんでも、それだと、キムタクと長澤まさみが絡むことはできないような気がするのだけれど…。

原作者は、当代一の推理作家、手練れの東野圭吾だけに、力尽くでなんとかしてしまうような気もするw

原作よりもスッキリした、映画「マスカレード・ナイト」の設定と結末【ネタバレなし】

まさか、こんなに早く続編が登場するとは思わなかったので、嬉しい限りなのだけれど、その内容は、僕の思っていた展開とはどうやら違うようだ。

「マスカレード・ナイト」を読んだ、見た、という人にはおわかりいただけると思うけれど、あんな結末だったので、普通に考えると、まともな形での続編は難しいように思えた。

このシリーズは、刑事・新田浩介と、「ホテル・コルテシア」に務める山岸尚美との絡みも大きな軸となっていたからだ。

それぞれを木村拓哉、長澤まさみが演じ、どちらも《超》ハマり役と思えるだけに、今後の映画化を踏まえると、絶対に外せない…と思っていた。

となると…?

続編は相当アクロバティックな展開になるのだろうと思って期待したが、それは意外な方向で裏切られた。

マスカレードシリーズの公式Webサイトに掲載されている《あらすじ》では、このように紹介されていたからだ。

なぜ、またしてもこのホテルが舞台なのか ――。
警部となった新田は複雑な思いを抱えながら、再びホテルマンに扮し、潜入捜査を開始する。
ホテル側の“お客様第一”というポリシーを尊重したい新田だが、新たに捜査に加わったのは、犯人逮捕のためなら手段を選ばない切れ者の梓警部だった…。

2人はぶつかりながらも、この難事件に挑む!

4/20最新刊発売 東野圭吾「マスカレード」シリーズ公式サイトー集英社

これまでのシリーズ同様、作品の舞台は「ホテル・コルテシア東京」になるようで、あらすじの中に、(当然ながら?)山岸尚美の名前はない。

その代わり、新田刑事と、今回新たに登場する梓警部との絡みが、この作品の主軸になるようだ。

前作「マスカレード・ナイト」の結末を考えれば、仕方がないかもしれないのだけれど、新田-山岸コンビが見られないのは、ちょっと残念だなぁ…。

ただ、東野圭吾だけに、新展開でもきっと楽しませてくれる筈だ。

新田浩介は《警部》に昇格しており、梓警部とのぶつかりあいがあるとのこと。

いったいどんな形での衝突になるのか、ワクワクする。

この作品も、間違いなく映画化されるだろうし、新田浩介役をキムタクが演じることは確実。

だから今回も、キムタクをイメージしながら読み進める展開になると思うけれど、対立役(?)となる梓警部を演じるのは、どんな俳優がふさわしいのだろう。

そんなことを考えながら、この週末、じっくりと読んでみることにしたい。


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