昨日、4月17日は、映画「ボヘミアン・ラプソディ」Blu-ray/DVDの発売日だった。
僕も当然ゲットして、昨日のエントリーで、それを報告させていただいた。
各種Webサイトやショップの店頭では、まだ、予約特典つきの商品も購入できるようだ。
しかし、特典つきバージョンは、いずれなくなってしまうことが確実なため、もしも気になる方は、早めのゲットをおすすめしたい。
「ブツ特典なんていらないよ」「見るだけでいい」という人にとっては、こういった配信サービスでダウンロードしたり、TSUTAYAなどでレンタルするという手もある。
いずれにしても、昨日を機に、「ボヘミアン・ラプソディ」の裾野が大きく広がったことは確実だ。
劇場での公開も、5ヶ月以上に渡る異例のロングランを続けてきたが、これでいよいよ終わり…
ではない!
「ボヘミアン・ラプソディ」は映画作品として秀抜なので、もちろん、自宅で見ても十分楽しめるだろう。
しかし、1度でもご覧になった方ならきっとおわかりいただける筈だ。
あの映画は、劇場で、それも、とびきり音のいい場所で見る方がいい、と。
劇場で何度見た人にとっても、僕は伝えたいことがある。
もしも《通常上映》だけでしか見たことがないのであれば、是非とも応援上映を、それも、スタンディングスタイルの応援上映を見て欲しい、と。
僕も、初回は通常上映で見たが、その後は、応援上映→スタンディング上映とハマりまくり、最近は、スタンディング上映ばかり見ている。
《通常上映》と《スタンディング応援上映》は、全く別物だと考えてもらっていい。
特に、「あの」ライブエイドシーンの感動を、心から味わいたいならば、必見だ。
劇場との比較においてさえそう思うのだから、Blu-ray/DVDメディアの違いは、天と地ほどもある。
ということで、僕は、昨日もここに赴いた。
立川シネマシティだ。
昨日は、ここで、クイーンの日に合わせた、ライブスタイル上映が開催されたからである。
チケットは、もちろん完売、満席。
それもただの完売ではない。例によって、発売開始後5分で瞬殺だ。僕は、13日の深夜0時に開始された、激しい獲得競争を勝ち抜いて…。
前列中央の極上席をセット。
立川シネマシティの会員ならば、なんと、1,000円で見ることができる*1。実にお得だ。
「ボヘミアン・ラプソディ」でスタンディング応援できる上映館は、立川の他に、川崎、成田にもあり、僕はその全てを体験した。
川崎や成田も、それぞれ素晴らしい魅力を持っているが、僕は、立川の上映スタイルが一番気に入っている。
それについては、このエントリーで詳しく書かせていただいた。
そして昨日、あらためて鑑賞し、さらに気がついたことがある。
この劇場では、スタッフと観客、そして観客同士の《一体感》《連帯感》がハンパじゃない、ということだ。
恒例の前説で、会場は爆笑の渦。
もはや、鑑賞に伴う注意などはなかった。観客もみんな「わかっている」からだ。
応援上映であっても、「下らないツッコミ」などは入らないし、ペンライトも光らない。
しかし、拍手をするところや足を鳴らすところなどでは、皆、誰もが合って、素晴らしい調和を見せる。
だからこそ、立川のライブ上映は素晴らしいのだ。
前説の際、僕はちょっと「あれっ?」と思った。
本来であれば、映画館の《敵》とも思える、ネット配信やメディアの発売を、スクリーンに表示していたからである。
僕は、いよいよ立川での上映もこれがフィナーレなのか…と思ったが、違った。
上映が終わり、後説が始まると、観客は皆、大いに拍手をしていた。
立川では、今後も、5月上旬までは上映が続き、【平成最後の】及び【令和最初の】「ボヘミアン・ラプソディ」ライブスタイル上映があると告知されたからだ。
ここでは、スタッフの方がこう仰っていた。
今回、Blu-rayなどをゲットした人(スタッフの人自身も買ったと言っていた)は、特典を確保して一通り見た後は、未見の友人に貸してあげて欲しい、と。
「そうか、そういうことだったのか。」と、僕は思った。
確かに、「ボヘミアン・ラプソディ」を自宅で初めて見て感動した人は、きっと、「これは劇場で体験したい!」と思う筈だからだ。
いや、初めて見た人だけじゃない。
既に映画館で見ていても、メディアなどで見直してみると、「やっぱりこれは、もう1度劇場で見たいなぁ…」と思うに決まっている。
そんな人たちに、僕は伝えたい。力説したい。
立川シネマシティがあるよ、と。
とりわけライブスタイルでの上映は、あまりに《特別》《別格》で、映画代や交通費を払っても見る価値がある。
本当に、本当に、超オススメだ。
*1:シネマシティの会員システムは非常に素晴らしく、6ヶ月会費600円(24歳以下なら100円!)で、平日上映は、いつでも1,000円になる。