コメント欄で、とても貴重な情報をいただいた。
僕が半年以上前に書いた、このエントリーへのコメントだ。
僕は、この時、以下のような内容をブログに書いた。
元来、JALの国内線航空券には、
ご予約便のご搭乗日当日に限り、ご予約便より早い出発時刻の便で、同一区間・同一クラスに空席がある場合、ご搭乗いただけます。
というメリットがあり、僕は、「大阪マラソン帰りにそれを行使しようと思っていたが、できなかった」という愚痴だ。
昨年の大阪マラソン直前、JALの大きなシステム改変があり、それに便乗する形で、このメリットが消滅していたのである。
ご予約便より早い出発時刻の便で、同一区間・同一クラスに空席がある場合においても、ご予約便以外への変更はできません。
この時、伊丹空港のカウンターで受けた仕打ちを、僕は一生忘れない。
だって、システム改変と全く関係ないじゃないか!
国内線特典航空券のメリットを踏まえた上でマイル交換した人にとっては、あまりにも不意打ちで、酷すぎる改悪だと思った。
しかし…。
僕は、なんと、この改悪が是正されていると言う。本当ならば朗報だ。
コメント欄でいただいた情報を確かめるべく、今朝、JALのWebサイトを確認してみると、果たして、その件はしっかりと明記されていた。
おぉぉ、対応が完全復活している!
要は、単に、昨秋以前の状態へ戻っただけの話なのだけれど、 こういった例は非常に珍しいだけに、僕は大いに驚いた。
これは僕の邪推だが、ダイヤモンドクラス(JALユーザーの最上位ステータス)の人たちなどが、きっと、大いにクレームを入れてくれたのだと思う。
ダイヤモンドクラスともなれば、JALの搭乗回数、利用回数も桁違い*1で、JALにとっても最上のお得意様。そのクレームを受け止めないわけにはいかない。
だからこそ、一方的な改悪ばかりを繰り返す航空会社も、対応を復活せざるを得なかったのだろう。
この2月から変更済であるため、JALのヘビーユーザーにとっては、「今更かよ」と言われることかもしれないが、僕は初めて知ったので、ここで共有させていただく。
JALからは、大々的に告知もされていないようなので、特典航空券をしばらく利用していない(僕のような)人にとっては、有意義な情報だと思うからだ。
僕にとって、この対応復活がとても嬉しいのは、今年の北海道マラソンで、そのメリットを行使できること。
以前のエントリーでも書いたけれど、夏の北海道便は大人気で、北海道マラソン往復に伴う、都合のいい時間帯の便は、特典航空券の枠ではまず取得できない。
しかし、深夜の便などは空いていることがあったため、「とりあえず、一番遅い便を押さえておいて、当日、空港で振り替える」ということが可能になった。
キャンセル待ち予約の対応なども復活したので、昨年の北海道帰りに遭遇したこのようなトラブルがあっても大丈夫。
それでこそ、マイルを貯める価値がある、というものだ。
今年の北海道往復は、バカ高い航空券を買うしかないかなぁ…ならば、JALでなくても…と、思っていた矢先だっただけに、この対応復活は、本当に嬉しい。
北海道マラソンが、また、楽しみになってきた。
*1:だからこそ、マイルも貯まりまくり、特典航空券利用も多くなる、筈。