初代 INFOBARの登場から、もう21年が経つ。
発売当初から、デザイン性の高さで大人気を誇った携帯ではあるけれど、まさか今でも、こんなに人気があるとは思わなかった。
クラファンサイトの「CAMPFIRE」で予約を受けていた、初代 INFOBAR型のApple Watch Caseが、あっという間に品切れとなってしまったからだ。
予約サイトは残っているものの、現状受けつけているのは、関連グッズのポスター類のみ。
Apple Watch Caseは、4月5日に予約を開始してから、わずか数日での在庫切れだ。
こうなると、もはやクラファンでも何でもなく、単なる台数限定の先行予約じゃないか、という気もするのだけれど…。まぁ、細かいことは言うまい。(この商品に限ったことじゃないし。)
とにかく、この人気には驚くばかりだ。
予約サイトによると、このケースは、INFOBARの特徴であるタイルキーが押せず、アンテナも伸びないとのこと。
ただ、中に収めたApple Watchの機能で、ケータイのように通話ができたり、SuicaやPASMOも使えるようだ。
まぁ、面白いと言えば面白いのだけれど…ウェラブルであるからこそ便利なApple Watchが、単に使いにくくなるだけなので、すぐに飽きそうな気もするなぁ。
と、僕はすっかり冷めた気分で、この予約祭りを眺めていたのだけれど、冷めた気分になった大きな理由はただひとつ。
「NISHIKIGOI」モデルへの嫉妬
だ。
僕は、初代INFOBARの「ICHIMATSU」モデルをこよなく愛しており、2回も外装交換をして、8年近くも使い続けた。
その思いは、過去のエントリーで詳しく紹介させていただいている。
INFOBARの発売当初、紅白デザインで派手な「NISHIKIGOI」モデルとともに、白黒デザインで渋い「ICHIMATSU」モデルも、大きな人気があった。
女性的で美しい「NISHIKIGOI」と、男性的で格好いい「ICHIMATSU」
この2台は、常にペアでとりあげられていた筈だ。
それなのに…。
こういった特別企画の際にとりあげられるのは、「NISHIKIGOI」モデルばかり。
「ICHIMATSU」モデルは、存在しなかったもののように扱われるのが、どうにもこうにも悔しい。
そんな悔しさを紛らわすため、僕は、久しぶりに初代INFOBAR「ICHIMATSU」を使ってみることにした。
通信こそできないけれど、未だにちゃんと起動する。
バッテリも残っているので、単体での利用も可能だ。
独特のタイルボタンは、今でも気持ちよく押せるし…。
アンテナだって伸ばせる。
この辺りは、INFOBAR型のApple Watch Caseにはできない芸当だ。(張り合ってどうする)
カレンダーによるスケジュール管理もできるし…。
アラームだって鳴らせる。
時報(からくり時計設定)も動作した。
いやぁ、懐かしい、愛おしいなぁ。
何より、ほんとに、タイルキーを押しているだけで幸せな気分になれるのが最高。
だから僕は、初代ICHIMATSUモデルのApple Watch Caseが出なくても大丈夫なのだ。
まぁ、そもそも、Apple Watch持ってないしw