ルート
レマン湖沿いを半周する。特急列車で約1時間のコース。
ジュネーブからは、進行方向に対して「右側」の窓際に座ると、ずっと、湖を見ながら走ることができる。(モントルーからは左側)
ちなみに…ジュネーブマラソンは、湖の反対側を走るので、このルートは通らない。
ジュネーブ駅
外観
構内
構内全体がショッピングセンター化しているような感じで、非常に便利。
深夜まで営業しているスーパーや、スターバックス、ベーグルショップ、寿司店などもある。
プラットホーム
モントルー駅
リゾート地として有名な地区だけに、非常に穏やかなムードが漂っている。
駅を出て数分歩けば、すぐにレマン湖畔に辿り着ける。
駅のホームからは、アルプス山脈が眺められる。
鉄道切符の買い方
構内には自動券売機が用意されているので、それで簡単に購入できる。
但し、Web購入なら、早割的な制度があり、最大半額で購入可能。
予定が早めに決まっているのであれば、スイス鉄道のWebサイトで購入しておく方が断然得。事前に会員登録などが必要。
登録方法については、このWebサイトが、めちゃめちゃ詳しくて参考になる。
スマホアプリもあるので、検札には、その画面を見せるだけ。(車内ではアプリ購入の客が断然多かった。)
改札
スイスの鉄道に改札口はない。
構内とプラットホームは、こんな感じでシームレスに繋がっていて、実にスムーズ。
だから、切符を予め買っておけば(あるいはフリーパスなどを持っていれば)簡単に乗車できる。
そういえば、一昨年訪れたベルリンでも、改札口がなかった。欧州では、そういう国が多いのだろうか。
短距離区間などでは検札も行われないため、「キセル問題は生じないのか?」と思うが、それについては《覆面検札》などで対応しているらしい。
抜き打ち検札の際、正規の切符やパスなどを所有していない場合、多額の罰金が請求される仕組みになっている。
定期券やフリーパスを持っている乗客の割合が高いのであれば、確かに、改札などは不要かもしれない。
実に合理的だ。
列車の選択
ジュネーブ-モントルー間を繋ぐ特急列車は「IR90」もしくは「IR15」で、約30分おきに走っている。
但し、「Lausanne」方面行きの電車に乗ること。*1
「Geneve-Aeroport」行きは反対方向で、ジュネーブ空港(しかも終点)に着いてしまうので注意。
簡易な案内表示。
「Lausanne」という駅名があるIR90に乗ればOK。右側の数字は、プラットホームの番号。
ジュネーブ駅のホームは整然と配置されている上、前述の通り、改札もないので、数分前でも余裕で乗車できる。
特急列車
いろんなタイプがあるかもしれないけれど、僕が乗ったのは、こんな電車。
外観
列車の側面に「1」と書いてあるのが1等車、「2」と書いてあるのが2等車。座席は、どちらも自由席。
2等車車内
4人掛けの向かい合わせシート。
ちょっとしたテーブルもついているので、車窓からの風景を眺めながら、軽食をとることも可能。
座り心地も上々で、それほど窮屈感もない。
東海道線の普通車などより、ちょっと快適…と言った感じだろうか。
僕はこれでも十分だったけれど、折角ならば、1等車に乗りたいという気分もある。
ただ、スイスの鉄道は、通常料金で購入すると、とにかく高いのが難点。(だから今回は2等車にした。)
次回、もしまたジュネーブを訪れることができたら、今度はWebで早割チケットを購入して、1等車にチャレンジしてみたい。
*1:「Montreux」という行き先が書いてない場合が多い。「Lausanne」は、モントルー手前の主要経由駅なので「Lausanne」という表示があれば大丈夫。