餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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Cyber-shot DSC-TX5で、走りながら撮ったジュネーブマラソンの情景

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昨日のジュネーブマラソンでは、ゲットしたばかりの(3,000円の)Cyber-shot DSC-TX5を、持って走った。

もちろん、レース中の写真を撮りたかったからだ。

このコンデジは、ほんとに軽くて小さいので、ポケットに入れても、手に持っても、全く負担にならない。おまけに、防水・防塵だから安心して使える。

iPhoneと違って、ストラップをつけられる*1ので、掌中にホールドして、手軽にシャッターを切れるというのも魅力。

9年も前のコンデジだから、スペック的な弱さは否めないけれど、でも、ブログ用の写真ぐらいであれば、十分実用的だと思う。

ということで、今日は、このコンデジで撮った、ジュネーブマラソンの写真をつらつらとご紹介させていただくことにしよう。

補正などは一切行っておらず、カメラで撮ったままの画像なので、もしもこのコンデジを気になる人(って、いるのだろうか?)には、参考になるのではないかと思う。

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スタート直後。シカゴやベルリンなどのマンモス大会とは違って、ナンバーカードによる整列などはなく、のんびりした雰囲気。でも、僕はそれがとっても心地よかった。

スタート地点は、ジュネーブ郊外。

ということで、まずは自然の中を走る。

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とってものどかな風景で、僕は、心が和むなぁと思いながら走っていた。

この後も、延々と自然の中を走っていく。

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こんな感じの不整地も結構ある。

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牛たちともコラボレーションw

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両脇の花々に癒される。僕は、なんとなく、サロマウルトラのワッカにいるような気分になった。

ということで、延々とこんな情景が続くのだけれど、僕は退屈を感じることはなかった。

日本の大会であれば飽きていたのかもしれないが、そこは海外マラソンの魔力だろうか。

ところどころに見える情景が、やっぱり、日本と雰囲気が違って新鮮だったからだ。

レース中、悩まされたのは、風。

この時期、ジュネーブ は風が強い時期らしく、途中、風速10mを超えるだろう、猛烈な向かい風が吹き付けてきて、実にしんどかった。僕は、とにかく風が苦手なのだ。

また、25km過ぎからは、親指とふくらはぎに痛みを感じて、思ったようにスピードが出せない始末。

ということで、心が折れそうになり、ほとんど歩きそうになっていたのだけれど、その寸前で僕は救われた。

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ラスト10kmのゲートをくぐると、景色が一変したからだ。

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右手に、雄大なレマン湖が登場。

ここからは、延々と、美しいレマン湖沿いを走り続けていく。実に心洗われる情景だった。

おまけに、僕を苦しめ続けた強風が、ここでは追い風。最高だ。

僕は、それに力をもらって、なんとか走り続けていく。

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この大会では、エイドにも大きく助けられた。

数的には10箇所程度なので、それほど多くはないのだけれど、最初のエイド(6km地点)から、バナナやオレンジ、ジェルやクラッカーが出た。

僕がこれまでに出場した海外の大会(シカゴ、NY、ベルリン)では、給食がほとんどなかったため、ちょっと驚き、そして感激した。

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ラスト5kmでは、ジュネーブの市街に突入。

いやぁ、ここから先の応援が本当に凄かった。

僕は、いつものように、ニックネーム入りのナンバーカードを装着して走っていたので、嵐のようなコールを受けた。

あまりに応援が凄かったので、写真を撮っている暇もなかったほどだ。

いったいどれくらい、ハイタッチをしたろう。いったいどれくらい「メルシー(ありがとう)」*2と言っただろう。

僕は、そのおかげで、最後の力を振り絞ることができ…。

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フィニッシュ!

4時間を切ることができなかったのは悔しいけれど、でも、途中、心が折れそうになったことを考えれば上々。

僕にとっては、ヨーロッパベストの記録だし、満足している。(あと、ベルリンしか走ってないけどw)

タイムがタイムなので、あまり偉そうなことは言えないが、それでも、「走りながら」撮った写真の数々。

そう考えると、なかなか綺麗に撮れていると思う。(フィニッシュの写真だけは、ちょっと興奮して?ブレ気味になってしまったけれど。)

Cyber-shot DSC-TX5、やっぱり最高だ。

ソニー SONY デジタルカメラ Cybershot TX5 (1020万画素CMOS/光学x4/ブラック) DSC-TX5/B

ソニー SONY デジタルカメラ Cybershot TX5 (1020万画素CMOS/光学x4/ブラック) DSC-TX5/B

 

*1:iPhoneでも、器具をとりつけたりすれば、装着可能かもしれないが、通常は無理。

*2:スイスは多民族国家で、数多くの言語が話されるのだけれど、ジュネーブは、完全にフランス語文化圏


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