物理キーボード好きのモバイラーには、見逃せないガジェットが登場した。
その名は「Beepberry」
外観もネーミングも、かつて栄華を誇ってきたBlackBerry(過去形なのが悲しい…)を彷彿させる。
BlackBerryをこよなく愛してきた僕としては、見逃せないガジェットだ。
最初は、怪しいパクリ商品か?と思ったが、違った。
このBeepberryは、BlackBerry Classicのキーボードが移植されているとのこと。
ならば見逃すわけにはいかない。
BlackBerry Classicは、日本未発売のガジェットだが、僕はもちろん入手して、愛用していたことを思い出す。
もう、8年も前の話だ。
あぁ、この時代のBlackBerryは、本当にワクワクしたなぁ…。
そんなBlackBerryは、KEY2を最後に消滅してしまった*1が、まさかこんな形で、そのキーボードが日の目を見るとは思わなかった。
ネーミングのBeepberryは、このガジェットが、「Beeper」の動作専用デバイスであることに由来する。
Beeperとは、TwitterやSlack、Discordなどのチャットサービスを統合して1つのアプリで管理できるサービスのようだ。
日本では全く普及していないし、まともに使いこなせるのかどうかも不明。
オプション搭載可能な「Raspberry Pi Zero W」を使えば、ユーザー自身でプログラミングや改造を行うことができるようだから、ポケコンとしての利用も可能らしい。
ただ、僕にはちょっとハードルが高すぎるなぁ…。
BeepberryのWebサイトには、このガジェットのデモンストレーション動画や、画像、内部仕様イラストなどが上がっている。
天気チェッカーとしての利用イメージ。
「スターウォーズ」をアスキーアートで表現。
ポケコン好きの人は、心をくすぐられるのかもしれないが、やっぱり僕はちょっと…。
サイズ感はこんな感じ。
BlackBerry譲りのキーボードは、やっぱり格好いい。
仕様イラスト。
こういう画像を見ると、なんだかちょっとワクワクしてきた。
公式Webサイトでは、予約注文を受付中。
その価格は$79(約11,000円)で、Raspberry Pi Zero Wを搭載しても$99(約14,000円)だから、意外に(?)高くない。
日本への発送も対応しており、送料も$7.99(約1,100円)で済むため、お手頃感がある。
発送は今年の8月(Raspberry Pi Zero W搭載モデルは9月)だから、そんなに先でもない。
僕には、どう考えても使いこなせるイメージが浮かばないのだけれど、この値段なら、ネタ的に、ちょっと買ってみようかと思っている。
*1:…と思いたくはないのだけれど、復活する可能性は極めて低い。