餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

「週刊朝日」に村上春樹が帰ってきた!~グラビア&独占インタビュー掲載!

スポンサーリンク

「週刊朝日」の表紙は、毎号、タレント写真で飾られるのが常。

そう、こんな感じだ。

f:id:ICHIZO:20210203010630j:plain

朝日新聞出版 最新刊行物:雑誌:週刊朝日:バックナンバー

たまに、動物写真などが登場することもあったが、それでも、写真というスタンスは継続されていた。

だから、今週号のイラスト表紙は、かなり珍しい。

f:id:ICHIZO:20210203020156j:plain

週刊朝日 2021年 2/12 号【表紙イラスト:安西水丸】 [雑誌] | |本 | 通販 | Amazon

ちょっと週刊朝日っぽくないのだけれど、しかし、今週号に限っては、このイラストは《必然》。

その誌面には、村上春樹先生のグラビア&インタビューが掲載されているからだ。

村上春樹先生は、かつて、同誌に「週刊村上朝日堂」という名物コラムを連載していた。

ハルキスト(村上主義者)ならば、その名前を聞いただけで胸が熱くなるだろう。

今週号の表紙イラストは、そんな村上春樹先生にとって、かけがえのないパートナーだった、安西水丸先生のもの。

残念ながら、安西水丸先生は、もうこの世にはいないが、今号のイラストは、昨年末に水丸先生のアトリエから発見されたばかりの《お蔵出し》作品で、非常に貴重。

ファンにとっては、それだけでも入手しておく価値があると思う。

f:id:ICHIZO:20210203020249j:plain

誌面では、《安西水丸の描いた世界》として、「週刊村上春樹堂」を振り返るコラムも掲載されており、僕は非常に興味深く読んだ。

村上春樹先生のグラビア&「週刊村上朝日堂」の特別インタビューは、まさに保存版。

f:id:ICHIZO:20210203020347j:plain

f:id:ICHIZO:20210203021306j:plain

特に、「村上RADIO」のリスナーにとっては、たまらないものとなっている。

インタビュー内容は、音楽に関する話がメイン。

2月14日に開催される、オンラインイベント、「MURAKAMI JAM~行けないボサノヴァ」との連動企画といえるような内容になっている。

村上春樹先生は、《作家/そしてランナー》だから、ランニングに関する話も聞きたかったのだけれど、今回のインタビューでは、殆ど語られていなかった。

その点、僕的にはちょっと残念だったけれど、しかし、ハルキストならばきっと共感出来るコメントが満載だし、心を打つ言葉が散りばめられている。

先生は、コロナ禍でさまざまな制約を受けている、現代の状況にも言及。

「どんな状況でも人は楽しめる何かが必要です。」という言葉は、僕の心に大きく響いた。

だから僕は、これからも走り続けていくし、餃子も食べ続けていこうと思うw


マラソン・ジョギングランキングへ