餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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あれから3年。BlackBerryは遠くなりにけり…。

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数日前。僕は、こんなエントリーをアップロードした。

Googleフォトが、撮りためられた写真の中から自動セレクトし、僕に対して、さまざまな切り口での《思い出鑑賞》を提案してくれる。

そんな提案写真たちについての思いを、つらつらと書き連ねたのだ。

このエントリーでは紹介しなかったが、Googleフォトからの《思い出鑑賞》提案写真には、こんなものもあった。

「あれから3年」というタイトルで、2020年7月4日に僕が撮った写真が紹介されていた。

僕は、この写真を見て、ちょっと胸が熱くなった。

いったい何のことだ?と思うかもしれないけれど、僕にとっては、忘れることのできない1日の写真だったからだ。

この日僕は、有楽町にある「阪急メンズ東京」に遠征。

その中にあった、FOX STOREのリアル店舗を訪れていた。

この写真は、そんなFOX STOREで撮った、印象的な1枚なのである。

FOXは、当時、日本におけるBlackBerryの販売代理店を担っていた。

そう。

今は亡きBlackBerryの最終(記念)モデルとなった「BlackBerry KEY2 Last Edition」モデルを入手するためだった。

Last Editionと言っても、機能的には無印 KEY2 と全く変わらず、当時でもすでにかなり厳しい(古い)スペック。

シリアルナンバーが付与されることと、特製のケースがつくことを除けば、今更感の漂う端末だった。

しかし、このチャンスを逃すと、もう、BlackBerryを入手できなくなる可能性があったし、限定モデルの魅力には抗えず、僕は購入を決意したのだ。

その後…。

一時期は新機種登場という噂も流れたのだけれど、結局、それも泡と消え、BlackBerryは完全消滅してしまった。

BlackBerry KEY2は、Android 8.1で止まったままになり、OSバージョンアップもできなかったので、実用的には厳しくなる一方。

僕は、BlackBerry Bold9000の日本上陸以来、BlackBerryをこよなく愛し続けてきたが、流石に「モバイルガジェット引き出し」の中に眠ることが多くなってしまった。

記念モデルは、今でも普通に稼働する。シリアルナンバーもしっかり残っている。

しかし、限定ケースの方の刻印は、かなりこすれて、判別ができない状態になってしまった。

3年前、僕が胸躍らせて訪れた有楽町のFOX STOREも、もう今は(とっくに)ない。

そう考えると、なんだかちょっぴり切なくなるなぁ…。


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