僕が最初にGarminをゲットしたのは、2011年の1月。
今からちょうど10年前になる。
当時の僕は、ランナー歴3ヶ月。
初のハーフマラソンに出場して、「ラップを意識することの大切さ」を知った頃だ。
それまでは、手動でラップを計測するウオッチを使っていたが、1kmごとにボタンを押すのが面倒で、ハーフマラソンのレース中は軽いストレスになった。
だから、フルマラソンではそんなストレスを味わいたくないと思い、僕は、GPSウォッチであるGarminを入手することに決めたのだ。
ゲット直後のエントリーを読み返すと、あの時感じた興奮が甦ってくる。
もう、GARMINなしではいられない。
そう思えるぐらい、僕はもうGARMIN Watchに夢中だ。
いやはや、これは本当に素晴らしい。腕に絶対の味方を持っているような安心感。信頼感。まさに、走るのが楽しくなるほど。
いやぁ、本当に嬉しそうだ。
僕は、力強い相棒を得た喜びを胸にして、初のフルマラソンに挑み…。
なんとか完走することができた。
サブ4こそ達成することができなかったものの、4時間12分。
40代半ばで、ランニング歴4ヶ月のオッサンが、初めて走ったフルマラソンにしては、頑張ったと思う。
僕は、このレースで、Garminが自動的に計測してくれるラップを意識し、走り続けた。
Garmin 410を入手していなければ、完走さえも怪しかった気がするので、本当にGarminには感謝している。
Garmin 410は、1年間使い倒したら、バッテリが少しヘタってきてしまったため、予備機としてもう1台を確保。
それは、僕にとって初のウルトラマラソンとなった2013年のサロマ湖100Kmウルトラマラソンで、それは大活躍してくれた。
Garmin 410のGPSモード稼働時間は、8時間しかないため、ウルトラマラソンにおいては、スタミナ不足。
しかし僕は、2つのGarminをリレーさせることで、乗り切った。
Garmin2台が正確に計測してくれるラップを意識していなければ、僕は、サロマのペースを掴めず、完走できなかったと思う。
あらためて、Garminに感謝の念を抱いたことを思い出す。
その後、僕は…。
GARMIN ForeAthlete 220Jに乗り換える。
220Jは、無骨なGarmin 410に比べて、グッと洗練された筐体で、僕はとっても気に入ったが、やはりスタミナに不安があった。
GPS稼働時モード時の稼働時間は、10時間にとどまっていたからだ。
となると、やっぱり、サロマにおいて、単独では乗り切れない。
ということで僕は…。
わずか1年で、920XTJに乗り換えを決めてしまった。
920XTJは、当時のGarminのフラッグシップだったから、当然、性能もスタミナも文句なし。
その後、5年半にわたり、僕のパートナーとして活躍してくれた。
前述の通り、920XTJは、性能やスタミナ面では文句なしだったのだけれど…。
バンドが切れやすい、という致命的な欠陥があった。
5年半の間に、いったい何度バンドを交換しただろう。ランニングコストもバカにならず、僕は、交換のたびにイライラしたことを思い出す。
それでも何とか使い続けてはきたが、昨年になると、いよいよバッテリもヘタってきた。
そんな折り…。
Garmin ForeAthlete 745が発表され、僕は、ついに乗り換えを決意。
そして今、僕は745にぞっこんだ。
性能、デザイン、重量、スタミナ、何をとっても申し分なく、おまけにSuica搭載が、便利でたまらない。
心拍計を搭載し、睡眠ログの測定もできるため、ランのお供としてだけでなく、日常的にも手放せない端末となった。
いやぁ、本当に最高。もはや僕は、Garminなしではいられない。
Garminと付き合い始めて10年。僕はますますこのガジェットへの愛が深まっている。
これからの10年も、僕の大事なパートナーとして、頼りにしていきたい。