猛暑の8月がやってきた。
ビールが最高に美味しいシーズン、餃子でスタミナをつけたい季節。
さぁ、ビールだ、餃子だ、餃ビーだ!
…と、勢い、街に繰り出して堪能したい気分なのだけれど、残念ながら、今はそれができない。
僕の住んでいる東京では、コロナ禍に伴う禁酒令が、飲食店における餃ビーの絆を蹂躙してしまったからだ。
そのため、僕の心は大いに沈んでいるのだけれど、そんな心を癒やしてくれる本が、登場した。
日本一予約の取れない餃子レストランとして有名な、「蔓餃苑」主宰のパラダイス山元先生監修による、究極の餃子本だ。
「蔓餃苑」の、そしてパラダイス山元先生の素晴らしさについては、過去、何度かこのブログでもご紹介させていただいている。
僕は、今を遡ること9年前(あぁ、もう9年も経ってしまったのか…)に何度か「蔓餃苑」を訪問すること僥倖を得た。
しかし、その後はさらに来店のハードルが上がってしまったため、おそらく、もう一生「蔓餃苑」を訪れることはできないだろう。
だからせめて、この本で、そのエッセンスだけでも味わいたいと思う。
と言っても、この本は単なるレシピ本にとどまっていない。
目次(お品書き)を眺めるだけでも、その充実ぶりがよくわかる。
前半は、餃子作りの基本レシピが掲載されているのだが、それだけではない。
なんと、餃子作りに合うフライパンや包丁までレビューされているのだ。
餃子作りはちょっと面倒で…などと言う人(僕のことか?(^^;)でも、この本は役に立つ。
全国お取り寄せ餃子ランキングということで、35品ものお取り寄せ餃子がレビューされているからだ。
さらに…。
手軽にゲットできる冷凍餃子のレビューも掲載されていて、至れり尽くせり。
Stay Homeを余儀なくされている、今の時代にはぴったりのタイムリーな本で、どこをとっても隙がない。
すべての餃子好きにおススメだ。