今日、7月15日発売。
しかし、一般書籍の場合は、その前日、大手書店に並ぶのが慣例なので、僕は、昨日ゲットできると信じ、入荷次第の連絡を書店に頼んでいた。
夜になって、大手書店の担当者から入荷連絡が入った。首都圏地区はゲリラ豪雨の真っ最中だったが、僕は、土砂降りの雨が降りしきる中を、書店に赴いて…。
ゲットーっ!
大手書店の棚では、普通に並んで販売されていたが、もう既に、かなり売れているようだった。
隣に並んでいる「餃子の手帖」の表紙も、パラダイス山元さんの、蔓餃苑の餃子だ。
これまで、蔓餃苑の餃子と言えば、この餃子が看板だったのだけれど、新しい伝説が始まった。
- 表紙、そして裏表紙のオビに注目!
- 蔓餃苑とは…?
- パラダイス山元さんの餃子本たち
- 進化し続ける蔓餃苑の餃子
- 餃界一の創造主、パラダイス山元さんによる「餃子の未来」宣言
- 嬉しいおまけもついてくる!
- 結論。
表紙、そして裏表紙のオビに注目!
表紙の帯には、食通で知られるアンジャッシュの渡部建さんがコメントを寄せている。
「食通たちから、一番連れてって欲しいとお願いされるがココ!」という、意味深かつ、たまらないコメントだ。
そして、裏表紙には…。
「東京餃子通信」主宰、塚田亮一さんのコメント。
日本で一番餃子を食べている塚田さんをして、「最も感動した」と言わしめる餃子なのだから、ハンパじゃない。
そんな塚田さんには足元にも及ばないが、僕もこれまで、数多くの餃子店を食べ歩いている。
そして、僕にとっても、断然のナンバーワンは、パラダイス山元さんの「蔓餃苑」餃子だ。
蔓餃苑とは…?
この「餃子の創り方」著者、パラダイス山元さんによる、会員制の極秘店。
会員募集は滅多に行われず、しかも、その資格を得るためには、かなり厳しい試練が待っている。
さらに、会員資格を得ても、蔓餃苑は通常、平常休業となっており、訪苑できるとは限らない。
しかし、それだけ厳しい道程であっても、十分に価値がある、史上最高最強の餃子フルコースを堪能することができる店だ。
僕は、数年前に、僥倖にもこの「蔓餃苑」を訪れることができたのだけれど、当時のエントリーを読み直してみると、あらためてその感動が甦ってくる。
今読み直しても、あの日の感動と興奮が甦ってくる、素晴らしい餃子たちだった。
パラダイス山元さんの餃子本たち
これまでにも、パラダイス山元さんの蔓餃苑餃子レシピは、さまざまなメディアで公開されている。
その表紙を飾るのは、圧巻の焼餃子。
蔓餃苑の餃子と言えば、これ!という、定番かつ最強のビジュアルだったのだ。
しかし、今回の「餃子の創り方」は、違う。
え?これが餃子?と思えるようなものばかり。
しかし、これこそがまさに、「パラダイス山元さんの餃子」であり、蔓餃苑の餃子なのだ。
進化し続ける蔓餃苑の餃子
前述した通り、僕は、数年前に蔓餃苑を訪苑した際、絶品の創作餃子たちを堪能させていただくことができた。
しかし、今回、この本を開いてみて、僕は、感動のあまり言葉を失った。
いやはや、なんとも素晴らしい創作餃子の数々!
そう、数年前よりも、さらに、パラダイス山元さんの、蔓餃苑の餃子は進化し続けているのだ。
大判の本には、実に美しい写真で、材料の切り方や混ぜ方、包み方、そして、餃子レシピが詳しく掲載されている。
レシピのひとつひとつが、実に圧巻で感動的なのだけれど、ここに掲載することはできない。
まさに、それこそがこの本のキモであり、パラダイス山元さんの創り上げた、唯一無二の内容になっているからだ。
餃界一の創造主、パラダイス山元さんによる「餃子の未来」宣言
オビ、そして「はじめに」のページには、パラダイス山元さんの素晴らしい餃子宣言が掲載されている。
10年後にはきっと、「昔の餃子って、豚肉とニラとキャベツしか入っていなかったんだー」と言われるようになるでしょう。
餃子の未来を切り拓く、力強い言葉。この本を読んだ人なら、きっとそれも納得できるのではないかと思う。
餃子の「作り方」ではなく、「創り方」。
パラダイス山元さんの、大きなこだわりが、レシピの全てからひしひしと伝わってくる。
嬉しいおまけもついてくる!
本を開くと、まず目に飛び込んでくるのが…。
特製の餃子シール。
蔓餃苑の素晴らしい餃子群を、手帳やスマホカバーなど、自分のお気に入りグッズなどに貼り付けることができる。
餃子好きにはたまらないアイテムだ。
そして…。
オビには、こんな切り取り券もついていた。
蔓餃苑の朱印入り。その使い道は今のところ明らかにされていないけれど、「あの」蔓餃苑に繋がるものと思えるので、期待は高まる。
結論。
餃子を愛する、日本中の全家庭で常備すべきレシピ本。
いや、たとえ餃子を家で作らなくても、そのビジュアルを見ているだけで、餃子好きなら、誰でも興奮してしまうと思う。
だから、全ての餃子好き必携本だ。
超、超、超、オススメ。
餃子の創り方