前編のあらすじw
足柄峠走を終えた後、僕は麓にある「さくらの湯」で温泉を堪能した。
この温泉は本当に最高で、これがあるから峠走を頑張れる。僕は、今回もゆったりのんびりと寛ぐことができた。
が…ひとつだけ惜しい点がある。この温泉は、健康施設の中に入っているため、ビールを扱っていないのだ。
料理も、カレーや牛丼、やきそばなど、軽食的なものを販売しているが、餃子がない!
ラン、そして、温泉とくれば、そのあとは、ビールと餃子に決まっている。…のに、それを堪能できないのは、あまりにつらい。
ということで、僕は、峠走の地、山北を後にすると、その目的を果たすための店へ向かった。
帰路の途中、登戸にある名店。
餃子舗「よしだ」だ。
登戸駅から、住宅街をしばし進んだところに突然出現する。
17時開店なので、僕は、電車のダイヤを睨みながら、山北を出発。開店時刻にあわせて向かった。
店に着いたのは、17時少し前だったが、もう既に営業中となっていた。
しかし、まだ客は誰もおらず、この日は、一番乗り!だった。
なんだか嬉しい。
店内は、カウンターのみ、10席程度。
ひとりで餃子とビールを堪能するには、うってつけのシチュエーションだ。
メニュー。
焼餃子2人前と、水餃子1人前を注文。他のメニューにも少し心を惹かれたが、今回は餃子尽くしでいくつもりだった。
餃子が出てくるのを待つ間、ビールとザーサイで繋ぐ。
いやぁ、このビールが美味しかったことといったら!峠走、そして、温泉を終えて、しばらく経っていたので、僕の身体は、ビールを求めて乾ききっていたのだ。
アテのザーサイも、油がのっていて、いやはやこれはビールが進む。
そして。
水餃子キター!
いやはや、もっちりの皮が素晴らしい。噛んだとたん、がつんとくる生姜の味わいがたまらない。
続いて、焼餃子も来たーーっ!
黄金色に輝く、美しい焼き色。
あぁ、またここに来ることができてよかったなぁ、と思う餃子だ。
焼餃子は、カリカリともちもちのバランスが絶妙で、そしてこちらもガツンと生姜が効いている。そして、噛むごとに、ニンニクの旨味が溢れ出す。
生姜&ニンニクが醸し出す、絶妙のハーモニー。最強のスタミナ餃子だ。峠走の疲れが癒える。
iPhone 5Sとの比較。
サイズとしては、それほど大きな餃子ではない。しかし、小さいながらもパワーは十分。実にインパクトのある餃子だと思う。
とにかく僕好みの味で、とても気に入っているのだけれど、僕の家からは少し離れているため、峠走の帰りぐらいしか寄れないのが悔しい。
ということで、生餃子を買って持ち帰ることにした。
ここの餃子は、注文を受けてから包んでくれる形で、この日は、僕のために、4人前の餃子を包んでくれた。嬉しい。
で…先週、その餃子を家で焼いてみたのだけれど…。
同じ餃子とは思えないw
ただ、見た目はともかくとして、家で焼いても、スタミナ抜群の旨味はしっかりと出ていたので、次に訪れた時も、また生餃子を買って帰りたい。