4年連続の出場。
僕の大好きなレースだ。
初年度こそ、土砂降りの中を走って散々な思いをしたけれど、去年、一昨年は天気に恵まれ、絶好の富士山に抱かれながら走った。
そして、今年。
若干気温は高めだったけれど、日射しも強くなく、絶好のマラソン日和でスタート地点に立てた。
標高1,000メートルにもなる高地でのレースなので、空気が薄く、自己ベストなどの記録は望めない。しかし、このレースでは、記録なんかどうでもいい。絶景の景色を堪能しながら、気持ち良く走れれば、それでいい。
今年も、やっぱり富士山が最高だった。
9km地点あたりでは左手に富士山を見ながら、気持ちの良い湖岸を走り抜けた。
山中湖RRのハーフマラソンコースは、1周距離を超えたあと、さらに数キロ進んで戻る形になるので、一瞬心が折れそうになる。
しかし…。
1周コースから先の、折り返し地点を過ぎると、再び富士山が出現!
残り3.5kmは、富士山をゴールに走り続ける気分で、これがまた最高だった。この感動があるから、ハーフレースも悪くない。
ゴール後には、恒例の豚汁が待っていた。
これが、おかわり自由の食べ放題なのだから素晴らしい。具のみの追加などという対応も可能で、心ゆくまで美味しい豚汁を堪能できる。
今年も具だくさんで、とっても美味しかった。
山中湖ロードレースの素晴らしさは、それだけじゃない。更衣室は広めの体育館が、「完全な男女別で」用意されており*1、貴重品預かり体制も完璧*2。
レース中の給水所も必要十分で、全てにアクエリアスが用意されており、オレンジも多々提供されていた。
ゴール前数百メートルで、1周走者とハーフ走者が一緒になりごちゃつく*3という点が、不満といえば不満だけれど、それを吹き飛ばすほど、全体の満足度は高い。
参加賞のTシャツ。
例年、デザインが良くて、とても気に入っている。ここ3年は白がベースのTシャツだったが、今年は紺。この色もいい。
山中湖RRには、日帰りで参加する場合、都心から車で行くしか方法がない。休日と言うこともあって、行きも帰りも渋滞に掴まるケースが多々。今年は、帰路で事故渋滞も重なったため最悪だった。
しかし、その憂鬱を差し引いても、出場する価値は十分あるレースだと思う。
来年も必ず出場するつもりだ。
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富士山、豚汁、運営体制…。何もかもが素晴らしい山中湖ロードレース
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