昨晩は、大荒れの天気だった。
台風6号は、夕方時点で温帯低気圧に変わっていたが、その影響は深夜まで続いた。ベッドに入って眠るときも、激しい雨音が響いていたのを覚えている。
昨日、僕は、「5月の台風って珍しいよなぁ」と思いながら帰宅したが、ちょうど届いていた葉書を見て、「いや、そうでもないかも」と思い直した。
山中湖ロードレースの参加通知書だ。
思い起こせば、4年前のこのレースは、台風接近の影響で大荒れの天気だった。その時のエントリーを読み直してみると、よくぞこの中を走ったものだなぁ…。と我ながら感心するほど。
- 2011年5月29日 山中湖ロードレース大会
(ハーフ 21.0975km/タイム 1:44:56)レースの間も、雨は一向に収まることなく、時折スコールのようになって身体に降り注いできた。上半身はポンチョを着ていたが、長袖シャツの袖はびしょ濡れだし、タイツもぐっしょり。身体じゅうが重くなる中、走り続けるのはやっぱりきつかった。
(土砂降りの雨、水溜まり、そして泥田の1時間45分〜山中湖ロードレース)
ただ、この経験は僕にとって大きかった。
時にはこんなレースもあるのだと思うことで、練習時、どんなに雨が降っていようと、普通に走れるようになった*1からだ。
僕にとって、山中湖ロードレースは、この時が初めての出場だった。マラソンレースとしては最悪の条件だったけれど、素晴らしい運営に感動し、以降3年間も連続出場している。2012年以降は天候に恵まれ、絶好の富士山を眺めながら走ることができた。
僕は最近、ハーフ以下のレースに出場する機会が滅多になくなってしまったが、このレースだけは欠かせない。大好きな大会だ。
今年も、どんな天気だろうと参戦するつもりだけれど、やっぱり晴れている方が望ましい。折角丸1日かけて遠征するのだから、絶景の富士山を見ながら快適に走りたいじゃないか。
何とか当日は台風が来ないことを願いたい。
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*1:夏場などは、爽快なシャワーランになって、むしろ気持ちいい。