餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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3が待ちきれなくなる「ミレニアム2 火と戯れる女」

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先週末に鑑賞。

以前、名画座で見た第1作が、スリリングかつ謎だらけで、非常に面白かったので、続編が公開されたら必ず見に行こうと思っていた。
ということで、ロードショー公開初日に勇んで鑑賞。
当日は、ミレニアムナイトという形で、「3」の先行上映を含め、シリーズ1,2,3をまとめて見られる劇場もあったのだけれど、そのためには徹夜をする必要があったため、ぐっとこらえて「2」だけを鑑賞することにした。
この「ミレニアム2 火と戯れる女」は、シリーズ物の第2作という位置づけではあるが、どのような作品になっているのか、ちょっと想像がつかなかった。第1作目の「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」で展開されたメインストーリー部分は、既に解決済だったからだ。
僕は、どんな意外な展開が待っているのだろう、どこまで驚かせてくれるのだろうと思いながら、ぞくぞくしていた。第1作があそこまでスリリングだったのだから、今回もきっと凄い作品になっているに違いないと。
その期待は、半分実現し、半分裏切られた。スリリングな展開は相変わらずで、2時間10分の長尺も、忘れるほどにのめり込んだ。しかし、メインストーリーの骨太さは第1作に及ばず、ちょっと強引な展開であるようなところも見受けられた気がする。後で知ったのだけれど、「1」と「2」「3」では監督が違うらしい。そう言われてみれば、ちょっと納得。
謎だらけだったリスベットの「過去」が次第に明らかになっていくところは興味深かったが、それだけに、第1作を見ないでこの映画に臨んでしまうと、「???」と感じる部分が多々あるような気もする。「ドラゴン・タトゥーの女」は、単独で見ても楽しめる作品だっただけに、この点はちょっと残念。
第1作は既にメディア化されているので、これから、この作品を見る予定の人は、是非第1作を見てから、この映画に臨んで欲しいと思う。
物語がスピード感を増していく後半。リスベットに感情移入しながら見ていると、きっと誰もが驚くだろう展開が繰り広げられる。驚愕の連続。そして、それがクライマックスを迎えると思った瞬間、まさかまさかのエンドロール。
この段階でカットアウトされると、誰しも「その後の展開」が大いに気になる筈だ。僕はあれ以来、3が早く見たくて仕方がなくなっている。やっぱり、ミレニアムナイトに行くべきだったかなぁ。

パンフレットの表紙には「The Girl Who PLAYED with FireとThe Girl Who Kicked the Hornet's Nest」との文字が掲載されている。「2」と「3」の原題だ。果たして内容を見ると、「2」と「3」がセットになったパンフレットであることがわかる。やはり、この2作は一体として考えられているのかもしれない。
僕は、ロードショーで見に行った映画について、パンフを必ず購入することにしているので、「3」を見にいった時、うっかりまた買ってしまわないように気をつけないとw

劇場内に貼ってあった「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」のポスター。今週末から公開になる。見に行くのが本当に楽しみだ。


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