餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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何とも残念なウォッカの宝塚記念登録

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牝馬として64年ぶりにダービーを制し、第48回宝塚記念・G1(24日、阪神)に登録することが決まったウオッカ(牝3歳、栗東・角居厩舎)は8日、元気いっぱいの様子で厩舎回りの引き運動を消化した。
管理する角居調教師は「登録はします。まだ(出否は)決定はしません」と、すべては今後の様子を見て決断するとしつつも、春のドリームレース参戦の可能性を認めた。
【スポーツ報知】

これは何とも残念なニュースだ。
ダービーを圧勝した馬が、何と51kgという超恵量で出走できるのだから、出走の誘惑に駆られてしまうのは当然だろう。迎え撃つ古馬陣営も、それほど層が厚いわけではないだけに尚更。ただ、陣営が本気で凱旋門賞を狙う気だったならば、ここはぐっとこらえて欲しかった。
当初の予定では、早めに渡仏して、環境や現地の競馬に慣れ、凱旋門賞に臨むということだったので、それならばかなり期待できると思っていたのだ。それなのに、宝塚記念などというレースに出たら、すべてがぶち壊しになってしまう。
宝塚記念後、フランスでのステップレースも使うという選択肢もないことはないが、それではローテーションが厳しくなりすぎる。凱旋門賞を狙うにあたっては、どう考えてもプラスと思えない。凱旋門賞が、行きがけの駄賃感覚で勝てるほど甘いレースでないことは、かのディープインパクトで証明済みではないか。
もちろん、登録したからといって出走すると決まったわけではない。角居師も、出否は決定していないと発言している。しかし、ダービーを狙うと決めた時、オークスには登録さえしなかった「英断」が、なぜ今回はできなかったのだろう。それが僕には残念でならない。


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