餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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京都新聞杯

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京都新聞杯と言えば、菊花賞への主流ステップとして、数々の名馬が勝ち上がってきた伝統のレースであった。それが2000年のレース番組大改悪*1で、いきなり春に移行してしまった。この時期は京都4歳特別というレースがあった筈だが、それを押しのけて組み込んできたのだ。レースの位置づけがすっかり変わってしまったのに、回数だけはそのまま重ねて、今年で54回目だという。このレースに限ったことではないが、位置づけを買えた時点で、レース名も回数もリセットするべきだと思う。
なんといっても注目はマルカシェンクだ。昨年は、瀬戸口厩舎リーディング争いの犠牲になった感のある同馬だけれど、何とかクラシックに間に合った。新馬から3戦の強さは桁違いで、フサイチリシャールやドリームパスポートとの比較から言っても、ここでは断然格上だ。しかし、骨折開けというのがどうにも引っかかる。サンデーサイレンス産駒が一番成長する時期に、レースを使えなかったというのは大いに誤算である。2歳時圧倒的に強かったピースオブワールドも、骨折後は別の馬になってしまったように、全幅の信頼はおきにくい。
あくまでダービーだけを目標に立て直してきている筈だから、このレースで全力を出す必要はなく、その分、あえて評価を下げる。8分の力でここを楽勝するようなら、ダービーへ一気の主役登場と脱帽しよう。
本命は安藤勝巳のアエローザ。それにしても今年の松田博資厩舎は駒が揃っている。皐月賞時の選択で、ドリームパスポートを捨て、キャプテンベガを選んだアンカツ。その選択は裏目に出てしまったが、それでも次から次へと素質馬に乗れるのだから、運がいい。3月デビューの馬であり、既に関東遠征も経験しているので、先週の青葉賞を見送ったのは正解だ。ダービーへ向けて新星登場に期待。
対抗は、無理を承知でテューダーローズ。僕のPOG馬だけに思い入れが入りまくりだが、武豊を配してきたところに陣営の意地を感じた。まだ1勝馬の身だから、ここでは家賃が高い気がするけれど、薔薇一族の底力と名手の腕に期待。
3番手にはマルカシェンクだが、距離が伸びてトーホウアランの巻き返しと、1戦おきに連対しているマイネルポライトまで押さえたい。
◎アエローザ
○テューダーローズ
▲マルカシェンク
△トーホウアラン
△マイネルポライト

*1:だと僕は思っている。


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