- 10円カレーの日
- 藤ノ木古墳記念日
今日は10円カレーの日だ。
と言っても知らない人には何のことやらさっぱりわからないだろうから、
「今日は何の日」の解説を引用しよう。
10円カレーの日
日比谷公園の中にあるレストラン「松本楼」では、この日に、普段は700円のカレーを10円以上募金した人に提供している。
1973(昭和48)年のこの日、1971(昭和46)年の焼失以来2年ぶりに再建したのを記念したもので、この日は「10円カレーの日」という愛称で親しまれている。売上げはすべて交通遺児育英基金に寄附している。
日比谷「松本楼」は、リンク先のHPを見ていただくと
わかるように、本格的なレストランで、味の評判もいい。
そんなレストランが、もう30年以上も10円カレーの企画を続けているの
だから、これは驚く。*1
昔から一度食べに行きたいと思ってはいるのだが、大行列は必至なので、
行列を苦手とする僕は、毎年結局あきらめている。
10円カレーとは言っても、10円以上というのが正確な表現で、かつ、
募金にも使われるということは、なんだかんだいって、みんな数百円
ぐらい払ってしまうのではないだろうか。
学生などならともかく、いい歳をした大人たちまでたちが、まさか10円
ぽっちというのも気が引けると思うからだ。
ちょっと気になったので計算してみた。
ホームページの記述によれば、
32年間の総入場者数は、76,398名、
32年間の寄付金総額は、15,470,815円
ということだから、一人あたりの平均支払金額は202.5円となっている。
一昨年の創業100周年の時は100円カレーとなった*2ことを
考えると、200円弱ぐらいだろうか。
落ち着きどころとしては、無難な感じだ。
僕も、何となくそのぐらいの金額を払ってしまいそうな気がする。
東京地方は昨日まで台風直撃の予報が出ていたから、大雨の中では
この素晴らしい企画も大変だなぁ、と思っていたのだが、天気は朝から
回復し、晴れ間さえものぞいてくるようになった。
これぞ、10円カレーの底力といったところだろうか。*3