武豊騎手が６連勝／阪神競馬
２４日の阪神競馬で武豊騎手（栗東・フリー）が騎乗したレースで６連勝し、日本中央競馬会の連勝記録を更新した。これまでの記録は、武豊騎手のほか、福永洋一、岡潤一郎ら７人が記録している５連勝。
武豊騎手は騎乗した１、３、５、６、７レースと勝ち続け、９レースのスウィフトカレントで６連勝を達成した。１０レースは１０着に敗れたが、１８日の１１レースもエアメサイアで勝っており、２日にまたがって７連勝だった。
【四国新聞】
いやはや何とも凄い記録である。
これまで、５連勝は、武豊自身（４回！）を含め７人もの騎手が記録していた。
しかし、その先まで到達できなかったということは、いかに、この６連勝と
いう記録が偉大なものかがわかるだろう。
もはや、この大記録に並び、かつ追い越すことができるのは、武豊自身しか
いないのではないかと思う。
それにしても、ディープインパクトの秋初戦で、競馬界が盛り上がっている今、
達成するところがいかにも武豊らしい。
凄いのは馬だけじゃないとでも言わんばかりの大記録である。
四国新聞によれば、武豊のコメントは、「いい馬ばかりそろっていたので、
こんな日もある。でも、気持ちがいい。明日も頑張りたい」とのことであった。
「こんな日もある」って、前人未踏の６連勝した騎手が言うセリフか？（笑）
いやはや何とも小憎らしいが、それをさらっと言ってのけてしまうところが
武豊の凄いところなのだろう。
何しろ、今日は６連勝の他にも１勝して合計で１日７勝もしているのに、これを
上回る記録を持っている*1騎手なのだから。
連勝自体は途切れているので、武豊のコメント「明日も頑張りたい」という
のは、当然、ディープインパクトのことを差している筈だ。
そして、こうしたコメントを出した時の武豊は、必ず期待に応えてくれると、
僕の経験則が語っている。
*1:2002年12月8日の阪神競馬で記録した１日８勝。これはＪＲＡ新記録であるのはもちろん、世界タイ記録にもなった
